前週は65ドルの節目を上抜く展開になった。米国とイランの対立激化が警戒される 中、期近限月主導で上昇した。トランプ米大統領はイランに核協議に臨むように圧力を かけ、軍事力行使の可能性も示唆している。実際に軍事衝突に発展すると、中東全体の 地政学環境が急変するリスクもあり、原油相場は底固く推移した。カザフスタンの供給 再開の遅れ、寒波による生産障害の発生もポジティブ。 今週は売買が交錯する展開になろう。イラン情勢を巡る動向が重視される。トランプ 米大統領が緊張感を高める発言を行うと、上値切り上げのリスクがある。軍事衝突の可 能性を高める動きには注意が必要。ただし、現時点では何らかの供給障害が発生したわ けではない。寒波による米国の生産障害も解消に向かっている。イラン情勢に大きな動 きがみられなければ、割高感解消の調整売りが優勢になる。 予想レンジは62.00〜68.00。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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