●週間見通し原油、イラン情勢で不安定=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 前週は65ドルの節目を上抜く展開になった。米国とイランの対立激化が警戒される
中、期近限月主導で上昇した。トランプ米大統領はイランに核協議に臨むように圧力を
かけ、軍事力行使の可能性も示唆している。実際に軍事衝突に発展すると、中東全体の
地政学環境が急変するリスクもあり、原油相場は底固く推移した。カザフスタンの供給
再開の遅れ、寒波による生産障害の発生もポジティブ。
 今週は売買が交錯する展開になろう。イラン情勢を巡る動向が重視される。トランプ
米大統領が緊張感を高める発言を行うと、上値切り上げのリスクがある。軍事衝突の可
能性を高める動きには注意が必要。ただし、現時点では何らかの供給障害が発生したわ
けではない。寒波による米国の生産障害も解消に向かっている。イラン情勢に大きな動
きがみられなければ、割高感解消の調整売りが優勢になる。
 予想レンジは62.00〜68.00。
(マーケットエッジ・小菅 努)



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