前週は過去最高値更新後に急反落する荒れた展開になった。前週比ではマイナス圏に 沈んでいる。イラン情勢の緊迫化、トランプ米政権の政策の不確実性、ドル安などを手 掛かりに、一時5600ドル台に乗せる展開になった。安全資産に対する投資ニーズの 強さを再確認している。しかし、週末・月末にかけては過熱感解消の動き、ドル反発、 CMEの証拠金引き上げなどの動きを背景に急反落している。高値5626.80ドルに 対して、安値は4700.40ドルに達した。 今週は徐々に下値を固める展開になる見通し。30日の取引で急落したが、先物市場 の投機買いに過熱感が強くなっているわけではなく、手仕舞い売り主導でここから大き く値を崩していく環境にはない。概ね過熱感は解消されており、改めてアジア現物筋な どの需要が膨らむのかを打診する局面になる。中国は春節の連休が近づいているが、今 週は価格急落を受けての値ごろ買いの有無が焦点になる。米雇用統計などもイベントリ スクになるが、短期筋の持高調整に対して、中長期投資家の買いがどのような形で広が っていくのかを打診する見通し。ただし上下双方に極めて大きなボラティリティを想定 しておく必要がある。 予想レンジは、4500〜5300ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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