シカゴコーン市況=続伸、大豆の大幅高やブラジルの生育懸念を受け買い優勢

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2026/03    429.00      435.75      427.00      435.00      + 5.50
  2026/05    436.25      443.50      434.50      443.00      + 6.00
  2026/07    443.00      449.75      441.00      449.25      + 6.00
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       411,229       483,118       1,746,581 (+  5,699)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(1月29日までの週)
 コーン:105万7600トン(事前予想レンジ:190万〜310万トン)
 小 麦: 41万4900トン(事前予想レンジ: 25万〜 50万トン)
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*米気象庁発表の6−10日予報(2月11日−2月15日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
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 コーンは総じて続伸。終値の前日比は出来高の薄い先限が変わらずだが、それ以外は
1.50〜6.00セント高。中心限月の3月限は前日比5.50セント高の435
セント。
 大豆の期近限月が前日に続いて20セントを超える大幅高となったことが買い支援要
因となった。また、これから主要となるサフリーニャコーンの生育を開始するブラジル
で土壌水分が不十分、と伝えられていることも買い支援要因になった。
 3月限は429セントで取引を開始。アジアの時間帯序盤に427セントの安値を付
けたが、その後のアジアの時間帯は420セント台後半での高下となった。欧州の時間
帯に430セント台に達しながらも値を落としたが、米国の時間帯を迎えると急速に地
合いを引き締めて435セント台に到達。435.25セントの高値を付けた後は、
434セントを下値支持にしての高もみとなり、高値圏を維持したまま取引を終えた。
 米農務省(USDA)発表の1月29日の週までのコーン週間純輸出成約高は105
万7600トンで前週の164万8900トンを下回った。
 今年度の累計純輸出成約高は5873万5100トンと、前年同期の4476万
6900トンをおよそ31%上回っている。
*南米諸国の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 ブラジル産地では中部でまとまった雨量を伴う降雨が続いている。2月には大豆の収
穫が本格化すると同時にサフリーニャコーンの作付ペースも上昇する。全体的に土壌水
分はこの時期としては低水準にあるため、少雨傾向が2か月程度続くようであれば生育
悪化に対する警戒感が強まりそうだ。
 アルゼンチン産地では、4日には前線の影響でまとまった雨量を伴う降雨が発生。
ただ一部地域では雨量は2.5cm程度にとどまった。6日、7日も引き続き降雨が発
生するが、雨量は限られるだろう。9日の週は雨がちな天気が見込まれ、慈雨となる見
込み。これに伴い作柄も回復に向かう可能性がある。

 シカゴ小麦は大幅反発。前日は大豆・コーンの堅調にもかかわらず値を落としていた
が、この日は大豆・コーンが揃って続伸に追随する買いが見られて浮上。米産地では寒
波の後の雪解けが見られているが、一部地域では土壌水分が不足気味と伝えられ、生育
不安が台頭していることも買いを支援する要因になった。
 中心限月の3月限は前日比8.50セント高の535.25セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 プレーンズでは、気温が平年を上回る水準まで上昇下ことで、雪解けが促されてい
る。それでも土壌水分が不足している地域が所々で見受けられる。しばらくの間、寒波
懸念が後退する一方、土壌水分不足に対する警戒感が強まることになりそうだ。

今日の材料
・ブラジル産地中部では引き続き結実期を迎えている大豆にとっての慈雨に。
・ブラジル産地ではサフリーニャコーンの生育には土壌水分は不十分。
・アルゼンチン産地では少雨傾向が続くも9日以降は降雨の可能性も。
・米小麦産地では一部地域で土壌水分が不足気味。
・1月29日の週までのコーン週間純輸出成約高は105万6700トンで前週の
 164万8900トンを下回る。

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