貴金属は、続落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安を受けて売り優勢とな ろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安を受けて軟調となろ う。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は154.99ドル 安の4769.98ドル、銀が765セント安の7096セント、プラチナが 109.10ドル安の1985.20ドル、パラジウムは74.12ドル安の 1640.50ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=157.00/02円で、前営業日の 大引け時点から0.10円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が2万5050円前後、銀は416.0円前後、プラチナ は9640円前後、パラジウムは8600円前後。 【NY金はドル高や原油安が圧迫】 金はきのうの海外市場では、ドル高や原油安を受けて売り優勢となったが、米雇用動 態調査(JOLTS)求人件数の減少を受けて下げ一服となった。 金はドル高や原油安が圧迫要因になった。イランのアラグチ外相は、核開発問題を巡 る米国との協議を6日に中東オマーンの首都マスカットで行う予定だと発表した。ただ ルビオ米国務長官はイランと合意に至らない可能性があるとの考えを示すなど、進展が 見られるかは不透明である。一方、12月の米雇用動態調査(JOLTS)によると、 求人件数は654万2000件と前月から38万6000件減少し、5年超ぶりの低水 準となった。市場予想は720万件だった。米新規失業保険申請件数は前週比2万 2000件増の23万1000件と、市場予想の21万2000件を上回った。 イングランド銀行は政策金利を3.75%に据え置いたが、5対4と予想外の僅差で の決定だった。今後数カ月で予想されるインフレ率の低下が一時的ではないと確認され た場合は将来的に利下げを行うとの見通しを示した。欧州中央銀行(ECB)理事会 で、政策金利を据え置くと決定した。据え置きは5会合連続で、予想通り。ラガルドE CB総裁は、最近のドル安が金融政策に与える影響についてはさほど重要視しないと し、インフレ見通しに大きな変更はないという認識を示した。 銀はきのうの海外市場では、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。 【NYプラチナはドル高や金軟調が圧迫】 プラチナはきのうの海外市場では、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。 プラチナはドル高や金軟調が圧迫要因になった。イラン情勢に対する懸念が後退し、 原油安に振れた。一方、12月の米雇用動態調査(JOLTS)によると、求人件数は 654万2000件と前月から38万6000件減少し、5年超ぶりの低水準となっ た。市場予想は720万件だった。ドル高が一服したことが下支えになったが、プラチ ナの戻りは売られた。 <今日の予定> ●ニュージーランド(ワイタンギデー) ・全世帯家計調査・消費支出 2025年12月(総務省) ・独貿易収支 2025年12月(連邦統計庁) ・独鉱工業生産指数 2025年12月(経済技術省) ・米消費者信頼感指数 2026年2月速報値(ミシガン大) ・米消費者信用残高 2025年12月(FRB) ・建玉明細報告(CFTC) MINKABU PRESS 東海林勇行
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