前週は61.00〜65.50ドル水準で売買が交錯した。イラン情勢が注目される 地合が続いているが、強弱評価が定まらず、決定打を欠いた。6日に米国とイランの高 官級協議が予定されたこともあり、イベントリスクから積極的な売買が見送られた。そ の高官級協議は強弱評価が交錯し、結果的に週を通じて明確な方向性を打ち出せなかっ た。イラン情勢以外では、ドルが底堅く推移したことはネガティブ。 今週もイラン情勢の見極めになるが、やや上値の重い展開になろう。米国とイランの 協議が開始されており、当面は軍事衝突のリスクは限定される。米国とイランの動向に 注意が必要だが、協議が決裂になる可能性が高まるまでは、上げ一服感が強まろう。た だし、本格的に売り込むほどの安心感が浮上する見通しにはなく、大きな値動きには発 展しないだろう。11日に石油輸出国機構(OPEC)、12日に国際エネルギー機関 (IEA)の月報が発表される。 予想レンジは60.50〜65.50ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。