CFTC大口投機資金動向(2/3時点):原油買いが拡大

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【概略】
 米商品先物取引委員会(CFTC)建玉明細報告によると、主要市場における2月3
日時点の大口投機家の売り越しは470万2320枚となり、前週の447万1534
枚から拡大した。取組高合計は5146万8627枚となり、前週から17万8338
枚(0.4%)減少した。
 項目別では証券市場(株式、債券、為替)の取組高は、株式合計が1.7%増、債券
合計が1.0%減、為替合計が1.8%減となった。商品市場の取組高は、穀物合計が
1.9%増、エネルギー合計は1.7%増、金属合計は9.7%減となった。
 項目ごとに大口投機家の動向を見ると、証券市場では、株式で手じまい売り、新規売
りが出て売り越しを拡大、債券で手じまい売りが買い戻しを上回って売り越しを拡大し
た。為替は新規買い、買い戻しが入って買い越し(ドル売り)を拡大した。

【現在の市場テーマと大口投機家の動向】
 前週は、次期米連邦準備理事会(FRB)議長にウォーシュ元FRB理事が指名さ
れ、ドル高に振れた。またイラン情勢の行方も焦点となった。一方、1月の米雇用統計
は11日に発表されることになった。
 シカゴ為替市場の大口投機家は日本円が1万9222枚売り越し(前週3万3933
枚売り越し)、ユーロは16万3361枚買い越し(同13万2134枚買い越し)、
英ポンドは1万3911枚売り越し(同1万6162枚売り越し)となった。ユーロは
新規買い、買い戻しが入って買い越しを拡大した。

 商品市場では、原油が米国とイランの核開発問題の協議再開が圧迫要因になったが、
米空母に接近したドローンが撃墜され、押し目を買われた。金は次期米連邦準備理事会
(FRB)議長にウォーシュ元FRB理事が指名され、ドル高に振れたことを受けて調
整局面を迎えた。
 今回報告で大口投機家の取組は、ニューヨーク原油が12万4565枚買い越し(前
週9万6982枚買い越し)に拡大した。新規買い、買い戻しが入った。ニューヨーク
金は16万5604枚買い越し(同20万5396枚買い越し)、ニューヨーク・プラ
チナは1万3106枚買い越し(同1万3922枚買い越し)に縮小した。金は手じま
い売り、新規売りが出て、プラチナは手じまい売りが買い戻しを上回った。

 穀物市場で大口投機家は今回、コーンが3万4698枚売り越し(前週3万1671
枚売り越し)、大豆は6万4167枚買い越し(同5万7431枚買い越し)に拡大し
た。コーンは新規売りが新規買いを上回り、大豆は新規買いが新規売りを上回った。前
週のコーンは、大豆高につれ高となったが、買い一巡後は利食い売りが出た。
MINKABU PRESS 東海林勇行

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