(NY時間13:02)(日本時間03:02) S&Pグローバル<SPGI> 409.99(-34.21 -7.70%) S&Pグローバル<SPGI>が下落。取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、売上高は予想を若干上回ったものの、1株利益は予想を下回った。ガイダンスも公表し、予想を下回る1株利益の見通しを示している。売上高見通しは予想を上回った。 アナリストは「衝撃的に見えるが理解可能だ。株価は決算前にかなり好感されていたが、マーケット・インテリジェンスなど一部事業の売上が予想を下回った」と指摘している。 見通し悪化の背景には、請求ベースの債券発行ビジネスの伸びが年後半に減速するとの見方がある。25年は世界的な債券発行が過去最高を記録し、AI投資やM&A再活性化を背景に恩恵を受けていた。 チョンCEOは会見で「比較対象が厳しく、第3四半期には減速し、第4四半期には請求発行額がマイナスに転じる可能性がある。マクロ環境悪化や市場のボラティリティ上昇、景気減速があれば予想を下回る可能性がある」と述べた。 同社は事業簡素化も進めており、自動車データを手掛けるモビリティ部門の分離を年半ばに実施する見通し。 11月には今後3-5年で営業利益率を年0.75%ポイント拡大させる目標を示していたが、26年は0.10-0.35%ポイントの拡大に留まる見通しを示した。 AIが事業を侵食するとの懸念もあるが、同CEOは顧客がベンダー数削減を望み、同社は大規模言語モデルに自社データを学習させていないと強調。その上で、AIは純粋な追い風と述べた。 (10-12月・第4四半期) ・1株利益(調整後):4.30ドル(予想:4.32ドル) ・売上高:39.2億ドル(予想:39.0億ドル) レーティング:11.9億ドル(予想:11.9億ドル) マーケットインテリジェンス(調整後):12.6億ドル インデックス:4.98億ドル(予想:4.74億ドル) (通期見通し) ・1株利益(調整後):19.40~19.65ドル(予想:20.00ドル) ・売上高:6~8%増(予想:横ばい) 【企業概要】 世界各国の資本・コモディティ・自動車市場に信用格付・ベンチマーク・分析・データを提供する。資産運用会社・投資銀行・商業銀行・証券取引所等の資本市場、エネルギー・金属・石油化学製品・農業等のコモディティ市場、自動車市場を対象に、投資および財務上の意思決定に不可欠な情報と独立したベンチマークを提供する。 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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