年初から地政学リスク関連のイベントが多発しているため、不規則な値動きが繰り返 されやすい状況にある。米国とイランの協議が始まったが、合意に達して軍事衝突を回 避できるのかは不透明感が強い。現時点ではイラン産原油の供給に大きな混乱が生じて いるわけではないが、先行き不透明感が原油相場を下支えする展開が続く。地政学リス クのプレミアム加算は一服する一方、大きく売り込んでいくテーマを欠く。現行価格水 準で売買が交錯する可能性が高い。目先は12日に国際エネルギー機関(IEA)月報 が発表されることがイベントリスクになる。中期トレンドとしては需給緩和の値下がり だが、その中で地政学リスクの消化が求められている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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