原油相場はイラン情勢に注目しつつも、明確な方向性を打ち出せていない。6日に米 国とイランの協議が行われたが、当面の軍事衝突は回避できるとの楽観ムードが上値を 抑えている。一方で、合意に達することができるのかは楽観視できず、いずれかの時点 で米軍がイランを攻撃するリスクが解消できていない。トランプ米政権内では、イラン 産原油を輸送するタンカーを拿捕する案も浮上している模様だが、実行に移されると米 軍とイラン軍が衝突する可能性もある。また、トランプ大統領は今回の交渉を核問題に とどめず、ミサイル問題まで広げる意向を示している。イラン側は核問題に限定した合 意を目指しているが、交渉がさらに難航するリスクが高まっている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。