金・銀午前=金が続伸、円安や現物高が支援

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 金が続伸。円安を受けて買い優勢で始まった。その後は、円安が一服したが、ドル建
て現物相場の上昇を受けて堅調となった。銀は4月限が変わらず、12月限が下落し
た。
 2027年2月限は金標準が2万6752円、金ミニが2万6615.5円で発会し
た。
 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が115〜219円高、金ミニが
62.0〜232.0円高、ゴールドスポットが1108円高、銀が2.9円安〜変わ
らず。
 午前11時2分現在の出来高は、金が1万4742枚、金ミニが1万1507枚、ゴ
ールドスポットが1120枚、銀が3枚。
【NY金は利食い売りが圧迫】
 金は利食い売りが圧迫要因になった。トランプ関税の不透明感が一服し、利食い売り
が出た。米税関・国境警備局(CBP)は「1974年通商法122条」に基づき、
10%の関税の徴収を開始したと発表した。トランプ大統領が言及した15%ではなか
った。ただホワイトハウス当局者の話として、15%への引き上げは後日実施されると
伝えられた。
 2月の米消費者信頼感指数は91.2と、前月から2.2ポイント上昇した。労働市
場に対する認識の改善を背景に、市場予想の87.0も上回った。米アトランタ地区連
銀のボスティック総裁は、企業が業務効率化のために人工知能(AI)ツールを導入す
るにつれ、米国は構造的に失業率が上昇する時期にあるかもしれず、その上昇は連邦準
備理事会(FRB)の利下げで必ずしも相殺できるとは限らないとの見方を示した。米
シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は、インフレ率が米FRBの目標である2%まで低
下すれば利下げを再開する可能性があるが、生産性向上の見通しを理由に現時点で金融
緩和を行うのは危険だとの見通しを示した。
 金先限は1月30日以来の高値2万6962円を付けた。円安やドル建て現物相場の
上昇が支援要因になった。円相場は1ドル=155円台後半で円安が一服した。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、利食い売りが出て調整局面
となった。アジア市場では、朝方の5130.84ドルから、押し目を買われた。
 午前11時現在、5177.03ドルで推移、銀は8829セントで推移。前営業日
の大引け時点は金が5169.08ドル、銀が8817セント。

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