貴金属は、金が反落して寄り付く見通し。金と銀はドル建て現物相場の下落を受けて 売り優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク高と円安を 受けて堅調となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は25.47ドル安 の5166.43ドル、銀が135セント安の8914セント、プラチナが9.66ド ル高の2286.89ドル、パラジウムは16.68ドル安の1790.00ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=156.29/31円で、前営業日の 大引け時点から0.52円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が2万6990円前後、銀は445.0円前後、プラ チナは1万1300円前後、パラジウムは9000円前後。 【NY金はドル安も上げ一服】 金はきのうの海外市場では、ドル安が支援要因になったが、利食い売りが出て上げ一 服となった。 金はドル安などが支援要因になったが、上げ一服となった。トランプ米大統領は一般 教書演説で、関税政策を継続すると訴えた。関税率を今後、15%に引き上げる見通し であり、先行き不透明感が残っている。ただニューヨーク市場で技術的問題で取引が一 時停止されており、利食い売りも出やすいとみられる。 米政権のウィットコフ中東担当特使は25日に行われた非公式会合で、米国はイラン とのいかなる核合意についても無期限に維持されるべきだと要求していることを明らか にした。今夜の米国とイランの核開発協議が目先の焦点であり、合意できなければ米軍 がイラン攻撃を実施するとみられている。一方、米財務省は、イランの違法な石油販 売、弾道ミサイルなどの武器生産を可能にしたとして、30以上の個人・団体、および イラン産原油を輸送する「影の船団」に制裁を課した。 銀はきのうの海外市場では、ドル安や金堅調が支援要因になったが、上げ一服となっ た。 【プラチナはドル安や株高が支援】 プラチナはきのうの海外市場では、ドル安や株高を受けて堅調となった。 プラチナはドル安や株高が支援要因になった。トランプ米大統領の一般教書演説を受 けてドル安に振れた。また人工知能(AI)による混乱への懸念が後退し、株高に振れ たことも支援要因である。米半導体大手エヌビディアは、第1四半期(2─4月)の売 上高が780億ドル(プラスマイナス2%)になるという見通しを示し、市場予想を上 回った。ハイテク大手による同社製AI半導体への支出が続くと見込んだ。 <今日の予定> ・米新規失業保険申請件数(労働省) MINKABU PRESS 東海林勇行
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