貴金属は、反落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安を受けて売り優勢とな ろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安を受けて軟調となろ う。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は12.36ドル安 の5184.56ドル、銀が123セント安の8821セント、プラチナが32.69 ドル安の2274.70ドル、パラジウムは8.60ドル安の1784.63ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=155.95/96円で、前営業日の 大引け時点から0.01円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が2万7050円前後、銀は445.0円前後、プラ チナは1万1230円前後、パラジウムは9000円前後。 【NY金は利食い売りが圧迫】 金はきのうの海外市場では、利食い売りが出て売り優勢となった。 金は利食い売りが圧迫要因になった。米国とイランの核開発協議について、イラン国 営テレビによると、交渉担当者は現地時間午後1時半ごろに協議を一時中断して休憩 し、夕方に再開した。市場で合意期待が高まったことが金の圧迫要因になった。大きな 進展が得られたとしており、両国の協議は近く再開されるとの見通しを示した。イラン のアラグチ外相によると、1週間以内にも次回協議が開催される見通し。 米新規失業保険申請件数は前週比4000件増の21万2000件となった。小幅な 増加にとどまり、安定した労働市場を背景に、2月の失業率は横ばいになったとみられ る。米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は、連邦準備理事会(FRB)は年内に複数 回の利下げを実施するとの見通しを示した。ただ、利下げを急ぎ過ぎれば景気が過熱 し、インフレが加速する恐れがあるとして、慎重に対応しなければならないと改めて強 調した。 銀はきのうの海外市場では、米国とイランの核開発協議の合意期待や金軟調を受けて 売り優勢となった。 【プラチナは核開発協議の合意期待や金軟調が圧迫】 プラチナはきのうの海外市場では、米国とイランの核開発協議の合意期待や金軟調を 受けて売り優勢となった。 プラチナは米国とイランの核開発協議の合意期待や金軟調が圧迫要因になった。大き な進展が得られたとしており、両国の協議は近く再開されるとの見通しを示した。また 米株式市場で、エヌビディア株価が10カ月ぶりの大幅安となった。第1四半期(2─ 4月)の売上高で強気な見通しを示されたが、人工知能(AI)バブル懸念を払拭でき なかった。 <今日の予定> ・鉱工業生産指数 2026年1月速報(経済産業省) ・小売業販売額 2026年1月速報(経済産業省) ・独雇用統計 2026年2月(連邦雇用庁) ・独消費者物価指数 2026年2月速報(連邦統計庁) ・米生産者物価指数 2026年1月(労働省) ・シカゴ購買部協会景気指数 2026年2月(シカゴ購買部協会) ・建玉明細報告(CFTC) MINKABU PRESS 東海林勇行
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