前週は67ドル水準まで値上がりし、改めて年初来高値を更新した。26日に米国と イランの協議が予定される中、週前半は調整売りが優勢になった。しかし、27日の取 引では米国のイラン攻撃リスクを織り込む動きが優勢になり、改めて上値を切り上げて いる。米国とイランの主張の隔たりは依然として大きく、合意形成は困難との慎重な見 方が優勢だった。売りポジションの保有のリスクの高さが警戒された。 今週は荒れた展開になりやすい。週末にイスラエルと米国がイランに対する攻撃に踏 みきった。イランとの間で攻撃の応酬が続くと70ドル突破を打診する可能性がある。 一方、過去のパターンだと実際の攻撃が始まると材料出尽くし感から調整売り優勢の展 開になりやすい。中東全体に戦火が広がると大相場に発展する可能性が高まるが、昨年 と同様に限定された攻撃にとどまると、逆に材料出尽くし感から急落するリスクが高ま る。イラン情勢次第で大きく揺れ動くが、ここ最近の上昇相場のクライマックスを迎え る可能性に注意が必要。 予想レンジは62.00〜74.00ドル (マーケットエッジ・小菅 努)
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