前週は5200ドル台までじり高の展開になった。安全資産に対する投資ニーズが強 く、底堅く推移している。イラン情勢の緊迫化、トランプ米政権の関税政策の不透明感 などが、金相場を押し上げている。また、米長短金利が低下したこと、金上場投資信託 (ETF)買い再開の動きがみられることもポジティブ。5200ドル水準で売買が交 錯したが、最終的には上振れしている。1月30日の急落後の戻り高値更新が続いてい る。 今週も底堅い展開が続きやすい。安全資産に対する投資需要は強く、緩やかな上昇地 合が続く見通し。週末にはイスラエルと米国のイラン攻撃が始まったことに加えて、米 通商政策の不透明感、株式市場でハイテク株が不安定化していることはポジティブ。ま た、米長期金利が大きく低下していることで、金利要因でも買いが膨らみやすい。月初 とあってISM製造業指数、雇用統計などの米指標がイベントリスクになるが、米金 利・ドルの急伸がみられなければ、このまま慎重に安値修正を進める見通し。特に金上 場投資信託(ETF)買いが続くと、上昇基調が強化される。 予想レンジは5150〜5500ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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