[今夜の視点]シカゴ大豆=当限の通知量や大豆油の騰勢が続くか否かに注目

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は堅調。5月限は再び1170セント台を回復している。
 前日はきれいに旧穀限月安に新穀限月高となったが、受渡通知期間中に入っている3
月当限の下げ幅が大きくなったことが、旧穀限月にはサヤすべり懸念から嫌気された
が、コーンに比べると、通知量は大きくなかった。ただ引き続き3月当限の値動きには
注目したい。
 また、大豆油の一代高値更新が続いていることにも注目したい。前日は大豆油の騰勢
が大豆の下げ幅を抑制した感もあった。原油の騰勢が続くと、大豆油も下げにくくなる
と思われるが、相場のタイミング的にはいつ大量の利食い売りが出て崩れておかしくな
い状況にあるため注意は必要だ。
 また、大豆の輸出需要面からは、イラン攻撃を巡る米中関係のニュースにも注意した
い。

 前日のシカゴは旧穀限月安の新穀限月高。期近から反落したが、旧穀限月と新穀限月
がきれいに明暗を分けた。週間輸出検証高は113万トン台と前週から急増して高水準
となったが、米国のイラン攻撃により4月に予定されている首脳会談前に米中間の緊張
が高まることが予想されて、輸出需要に対する懸念が再浮上して、旧穀限月の圧迫要因
となった。また、受渡通知期間中にある3月当限に158枚の通知量が出たことで、3
月当限の下げ幅が大きくなり、サヤすべり懸念が浮上していることも期近から地合いを
悪化させた。
 この日米農務省(USDA)が発表した1月の大豆圧砕高は2億2780万Buと、
事前予想平均をやや上回ったが、あまりインパクトはなかった。。
 一方、大豆油は原油の急騰もあって、さらに一代高値を更新した。

 5月限は1157.50セントまで崩れたが、引けは1064.00セントと、
1060セント台を回復した。

<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】 19:00 消費者物価指数 2026年2月速報(EUROSTAT)
◆ アメリカ ◆
【経済】 新車販売台数 2026年2月(Autodata)
【工業】 3/4 06:30 週間石油統計(API)
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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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