シカゴ大豆市況=期近中が反発、ブラジル産地北部の作柄悪化懸念や原油高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2026/03   1,153.00    1,169.25    1,149.50    1,155.75     + 5.75
   2026/05   1,162.50    1,183.00    1,160.50    1,170.50     + 6.50
   2026/07   1,175.00    1,196.00    1,174.00    1,183.25     + 6.25
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       276,965         238,653         976,077  (+ 10,704)

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(3月9日〜3月13日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
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 大豆は期近から期中が反発。終値の前日比は2.00セント安〜6.50セント高。
期近の主要限月5月限は前日比6.50セント高の1170.50セント。
 ブラジル北部産地で収穫が進められるなか大雨となり、収穫ペースの鈍化に加え、作
柄の低下懸念が強まったことで買い優勢となった。また、ホルムズ海峡が封鎖されたこ
とを受け、原油価格が上昇していることも買い支援要因となった。

 期近の主要限月5月限は1162.50セントで取引を開始。アジアの時間帯はやや
地合いを引き締めて1170セントを前後する場面が多く見られた後、欧州の時間帯に
浮上し1183セントの高値を付けた。高値を離れた後は転売に値を崩し、米国の時間
帯には1160.50セントの安値を記録したが安値で買い戻され、堅調で取引を終え
た。
*南米諸国の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 ブラジル産地では北部でまとまった雨量を伴う降雨が発生。南部では大豆の作付とサ
フリーニャコーンの作付けが進行しているが、土壌水分が低水準にあるため、まとまっ
た雨が望ましい。今週は南部では概ね少雨傾向となるが、7日から8日にかけて散発的
な降雨が発生する見込み。
 アルゼンチン産地では前週の少雨傾向は現在、成熟期を迎えているコーン及び大豆に
とって好ましいものではなく、作柄の低下が懸念される。今週は何度か前線が到来する
見通しとなっているが、その多くは北部となり、主要産地である南部および東部では
少雨傾向が続く見込み。ただ気温はやや低下するため、乾燥による影響もやや和らぐだ
ろう。

*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 今週は何度か低気圧が到来するが、6日に南東部で雨または雪となるにとどまるだろ
う。9日の週には活発な低気圧が到来するもよう。一方、気温は9日にかけて平年を上
回る見込みだが、11日以降は強い前線の到来を受けて低下する見通しとなっている。

 大豆製品は、大豆油、大豆粕は共に堅調となった。中東情勢不安を受けて原油が引き
続き堅調となったことが大豆油の強気材料となり、大豆粕もこれに追随して買い優勢で
終了。
 大豆粕5月限は前日比1.80ドル高の314.70ドル。
今日の材料
・ブラジル産地北部でまとまった雨量を伴う降雨が発生。
・ブラジル産地南部では少雨傾向が続き、サフリーニャコーン生育への影響が
 健される。
・アルゼンチンでは南部では依然として乾燥傾向に。
・米小麦産地では6日に降雨または降雪も土壌水分の大幅な回復は困難か。

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