【市況】 ゴムRSS3号は期近安・期中高。序盤は日経平均株価が2000円を超える大幅高 となっていることを好感し、夜間取引の下げ幅を縮小させる限月が目立ち、一部限月は プラスサイドに振れた。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが地合いを引き締めたこと から、出来高の多い期中限月は買い優勢となった。一方、期近は需要不安などからマイ ナスサイドでの取引となっている。TSR20は出来ず。 午前11時37分現在のRSS3号は前営業日比7.1円安〜2.1円高、活発限月 の8月限は同2.1円高の375.5円、期先27年2月限は出来ず。推定出来高は 399枚(夜間取引含む)。上海天然ゴム先物は同10〜35ポイント高、総出来高は 8枚。 【中国が実質経済成長率目標を引き下げ】 今日から第14期全国人民代表大会(全人代)が開催されるが、複数の報道によると 中国は26年の経済成長率目標を4.5〜5%に設定した。25年実績が5%であった ことから、目標を前年の実績より引き下げたことになる。 この背景には、長引く不動産不況などにより消費が停滞し、過剰となった生産能力を 抑制することが挙げられる。中国の自動車業界団体、中国汽車工業協会(CAAM)が 1月に発表した、26年の中国自動車販売台数予想も前年比1%の増と昨年の同9. 4%から大幅に鈍化する内容となっている。 中国経済が供給を絞り、経済のリバランスを図るとなれば、天然ゴム需要の伸びも限 られることになりそうだ。 【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は総じて買いが優勢とな り、前営業日比0.3セント安〜1.1セント高で推移している。 上海ゴムは堅調。午前11時00分現在、指標限月の2026年5月限は、前営業日 比100元高の1万6795元で推移している。 MINKABU PRESS
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