シカゴ大豆市況=期近から反発、南米産地の作柄低下や大豆油高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2026/03   1,159.50    1,165.25    1,153.50    1,163.75     + 9.25
   2026/05   1,168.25    1,181.00    1,166.50    1,179.25     + 9.75
   2026/07   1,182.25    1,194.50    1,180.50    1,192.50     + 9.50
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       274,199         340,788         992,337  (+ 4,972)

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(2月26日までの週)
 大 豆:38万3500トン(事前予想レンジ:150万〜300万トン)
 大豆粕:25万5800トン(事前予想レンジ: 15万〜 50万トン)
 大豆油:   7700トン(事前予想レンジ:   0〜  2万トン)
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*米気象庁発表の6−10日予報(3月11日〜3月15日)
 コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年並み〜平年を上回る。雨量は平年を上回る。
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 大豆は期近から反発。終値の前日比は2.75〜9.75セント高。期近の主要限月
5月限は前日比9.75セント高の1179.25セント。
 米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高は前週を下回る弱気な内容だったもの
の、アルゼンチン、ブラジルと主要産地の一部で乾燥傾向となっているうえ、ブラジル
北部は降雨過多による作柄低下が警戒されていることが手掛かりとなり、買い優勢とな
った。

 期近の主要限月5月限は1168.25セントで取引を開始した後に浮上しながらも
1175セントを上値抵抗線とした高下が続いた。米国の時間帯に一時的に値を落とし
て1166.50セントの安値を付ける場面も見られたが終盤に買い戻されて1180
セント台まで浮上。引け間際に1181セントの高値を付けた後、上げ幅をやや縮小し
ながらも高値圏を維持して取引を終えた。
 米農務省(USDA)発表の2月26日までの週の大豆週間純輸出成約高は38万
3500トンで前週の40万7100トンをやや下回った。
 今年度の累計純輸出成約高は3603万4100トンと、前年同期の4418万
6500トンを約18%下回っている。
*南米諸国の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 ブラジル産地では今週は北部産地での降雨の機会は減少し、大豆の収穫が進行したほ
か、サフリーニャコーンの作付けが進行。ただ、作柄悪化は依然として警戒されてい
る。一方の南部では下層土の土壌水分が低水準にあるため、雨が一定期間、降り続く必
要があるが、7日以降は散発的な降雨が発生する見込み。
 アルゼンチン産地では前週は広い範囲で乾燥傾向が見られたことは、成熟期を迎えて
いるコーン及び大豆の作柄低下を促す要因となっている。アルゼンチン産地では一部で
降雨が見られたものの、2月を通して作柄が低下。今週の降雨による雨量も事前予想を
大幅に下回るものにとどまっている。7〜8日にかけて北部で降雨が見られるが、9日
の週には少雨傾向が強まる見通しとなっている。なお、作付時期が遅かった穀物に関し
ては、まだ作柄改善の可能性が残されている。

*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 南東部では5日夜間から雨または雪が発生。ワイオミング州やサウスダコタ州では積
雪が見込まれている。9日の週には活発な低気圧が到来し10日には再び雨交じりの雪
となるもよう。小麦産地南部では全体的に土壌水分が低水準にあり、コロラド州、カン
ザス州の一部地域では程度は弱いながら干ばつ状態にある。7日から8日にかけて降雨
が見込まれるが、一部では冠水が発生する恐れもある。なお、南西部で乾燥傾向が続く
ようであれば、小麦の作柄回復は見込み難くなる。9日の週の降雨も東部に集中する見
込みで南西部では小麦生育には厳しい状況が続きそうだ。

 大豆製品は、大豆油はイランを巡る中東紛争が長期化するとの懸念から原油が続伸し
たうえ、大豆が堅調となったことが手掛かりとなって堅調となった。一方の大豆粕は
独自の手掛かりに乏しいなか、大豆油とのストラドルに絡んだ売りを受けて軟調となっ
た。
 大豆粕5月限は前日比0.60ドル安の309.30ドル。
今日の材料
・ブラジル産地北部産地での降雨の機会は減少し、大豆の収穫及びサフリーニャコーン
 の作付けが進行。
・ブラジル産地南部では下層土の土壌水分が低水準。
・アルゼンチンでは前週は広い範囲で乾燥傾向となりコーン・大豆の作柄低下。
・アルゼンチン産地では乾燥地域のコーンおよび大豆の作柄改善は困難。
・米小麦産地南部では乾燥傾向が続く。

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