本日も中東情勢の混迷と原油急騰でドル高が強まり、ユーロドルは一時1.15ドル台半ばまで下落する場面が見られた。下値での買い戻しも見られ、1.16ドル台に戻しているものの上値は重い。 原油相場は一気に上昇しており、一時89ドル台まで急騰。自国でエネルギーを賄える米国よりも欧州経済は原油価格の上昇に弱いと見られている中、市場ではインフレ懸念が再び台頭している。この動きを受けて短期金融市場では、年内のECBの“利上げ”観測がさらに強まり、0.25%ポイントの利上げをほぼ100%で織り込む動きが出ている。ただ、ユーロ買いには結びついていない。 ストラテジストは、中東紛争が長引くほどユーロドルは1.05-1.10ドルのゾーンまで下落する可能性が高まるとの見方を示している。一方、パリティ(1.00ドル)まで下落する可能性については、比較的低いと見ているようだ。もっとも、中東情勢がその頃までに安定していることが前提となっている。 EUR/USD 1.1605 EUR/JPY 182.88 EUR/GBP 0.8661 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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