リスク警戒やや後退も、根強い警戒感=東京為替概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
リスク警戒やや後退も、根強い警戒感=東京為替概況
   
 イラン紛争をにらんだ展開が続いている。ドル円は昨日、東京市場で158.90円を付けた後、やや調整が入って158円台前半での推移となっていたが、トランプ大統領が早期終結の見通しを示したことでリスク警戒のドル買いが緩み、157円台後半に値を落として東京朝を迎えた。
  
 朝方は157.95円を付ける動きも見られたが、昨日119ドルを付けたNY原油先物が84ドル台まで低下したことや、アジア株が軒並み大幅上昇したことなどを好感してドル安が進行。その後、157.53円を付ける場面が見られた。
  
 もっとも、トランプ大統領がイランとの戦争は間もなく終結するが「今週中ではない」と発言したほか、イラン外務副大臣が「再び攻撃されないことが保証された場合のみ戦争終結は可能」という実際には困難な条件を提示したことなどから、リスク警戒の動きが再燃した。NY原油先物が昼過ぎにかけて91ドル台まで反発する中で、ドル円も157.93円まで上昇。しかし、朝の高値を更新するには至らず再び下げに転じると、朝の安値を割り込んで売りが出るなど、不安定な動きが継続している。
  
 昨日から今朝にかけてのドル安の流れを受け、ユーロドルは昨日の1.1507ドルから今朝には1.1646ドルまで上昇した。その後は上値の重い展開となり、昼過ぎには1.1607ドルまで売りが出ている。
  
 ユーロ円は、朝方のユーロドル上昇に伴い183.63円を付けた後、上値が重くなり午前中に183.06円まで下落した。その後、昼にかけて買い戻しが入るも183.30円台にとどまっており、戻りは限定的である。
  
 ポンドドルもユーロドル同様、今朝にかけてのドル安を支えに上昇し、朝方に1.3448ドルを付けた。その後は1.3420ドルから1.3440ドルのレンジ内で推移している。
  
 ポンド円は、NY市場夕方の212.18円を高値に、午前中には211.60円まで売りが出た。押し目は限定的であり、その後は211.80円を挟んだ水準での推移となっている。
  
MINKABU PRESS 山岡

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