きょうの為替市場、海外時間に入ってドル高の動きは一服しているものの、ドル円は158円台後半での推移となっている。東京時間には一時159.25円付近まで上昇していた。ただ、下押す動きはなく160円を視野に入れた動きは続いている。 ホルムズ海峡問題は依然として解消のメドは立たず、混乱は続いている。中東情勢が依然として混迷が続く中、原油相場の激しい上下動も継続しており、本日は一時96ドル台に急騰後、90ドル付近まで一旦伸び悩だ。現在は93ドル台で推移している。 1月のいわゆるレートチェックが行われた159.45円付近に接近し、日本の当局による介入警戒感も再び高まっているが、ストラテジストの間では、介入のハードルは高くなっているとの見方が出ている。原油急騰や米経済指標の底堅さがドル高を後押ししており、円安ではない。日本当局が為替介入に踏み切る理由は以前より弱くなっている可能性もあり、介入水準はこれまでより高くなっているという。 「無秩序な動きにならない限り、介入は起きにくい。以前の防衛ラインは158-159円だったが、現在は162円付近が新たな防衛ラインになった可能性がある」と述べている。 来週の重要イベントにも注目。各国中銀の金融政策会合や、高市首相の訪米も予定されている。日米首脳会談では、貿易や投資協力が主要議題となる見通しで、経済協力や通貨に関する発言が出れば、円相場のセンチメントを左右する可能性がある。 なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されていない。 12日(木) 現行付近にはなし MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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