シカゴコーン市況=総じて小幅続伸、中東不安受けた原油高が買いを支援

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2026/03    448.50      453.50      448.50      448.25      + 4.00
  2026/05    462.50      469.50      461.00      462.50      + 2.25
  2026/07    473.00      480.75      472.75      474.00      + 2.00
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       608,994       636,964       1,769,544 (+ 46,236)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(3月5日までの週)
 コーン:150万3700トン(事前予想レンジ:190万〜310万トン)
 小 麦: 49万5800トン(事前予想レンジ: 25万〜 50万トン)
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*米気象庁発表の6−10日予報(3月18日〜3月22日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。
 コーンベルト東部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を下回る。
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 コーンは総じて小幅続伸。終値の前営業日比は3.75セント安〜4.00セント
高。中心限月の5月限は2.25セント高の462.50セント。
 原油の高騰が続き運送コストや生育コストの上昇が見込まれることが買い支援要因と
なった。一方、この日発表された米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高は15
0万トン台と高水準を維持したものの、前週を下回ったことが上値圧迫要因となった。
 期近の主要限月5月限は462.50セントで取引を開始。直後に461セントの安
値を付けたものの、すぐに買い戻されてアジアの時間帯は463セントを前後するもち
あいとなった。欧州の時間帯を迎えると地合いを引き締めて465セント台に到達。米
国の時間帯を迎えても値位置を切り上げ、一時は469.50セントの高値まで浮上。
後半には転売が入って上げ幅を縮小したものの、プラスサイドを維持して取引を終え
た。
 米農務省(USDA)発表の3月5日の週までのコーン週間純輸出成約高は150万
3700トンで前週の217万6600トンを大幅に下回った。
 今年度の累計純輸出成約高は6615万3200トンで、前年同期の5052万
4300トンをおよそ31%上回っている。
*南米諸国の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 ブラジル産地では中部全域で散発的な降雨が発生。作付されたばかりのサフリーニャ
コーンの生育にとっての慈雨となっている。引き続き来週にかけて降雨が見込まれる。
一方、北東部及び南部では降雨が発生しても少雨にとどまっているため土壌水分は依然
として低水準となっている。ブラジルの雨季は今後6〜8週間で終了すると見られるた
め、この間にどの程度の降雨があるかが重要となる。
 アルゼンチン産地では局地的な降雨が発生したものの、まとまった降雨が見られるの
はごく一部に限られている。特に乾燥傾向が強く降雨が必要とされているのは南東部の
一部地域で、14〜15日にかけて前線が通過し降雨の発生が見込まれる。ただ、すで
に生育が進んでいるため、降雨による作柄改善は見込み難い。

 シカゴ小麦は続伸。中東情勢不安を受けて原油価格が高騰していることで、輸送費や
生産コストが押し上げられる、との見方が買い支援要因になった。また、米国、アルゼ
ンチンと主要生産国での乾燥傾向とこれに伴う作柄悪化懸念も引き続き買い支援要因に
なった。
 期近の主要限月の5月限は前日比3.75セント高の598.50セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 10日に到来した低気圧に続き複数の低気圧が到来していることで、まとまった雨量
を伴う雨や風が発生。今週から来週にかけて同様の天気が続くだろう。春の作付けを前
に土壌水分の乾燥が懸念されていた地域でも、今週の雨で土壌水分の改善が見込まれ
る。ただ、テキサス州などの南西部の乾燥地域では冬小麦の作柄低下が懸念される。

今日の材料
・ブラジル産地中部全域で作付済みのサフリーニャコーンにとっての慈雨が発生。
・ブラジル産地北東部及び南部では土壌水分不足が警戒される。
・アルゼンチンでは局地的な降雨が発生。
・アルゼンチン産地では乾燥地域のコーンおよび大豆の作柄改善は困難。
・米小麦産地南西部では乾燥による小麦の作柄低下が懸念される。
・3月5日の週までのコーン週間純輸出成約高は153万1300トンで前週の
 217万6600トンを大幅に下回った。

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