[今夜の視点]海外原油=続伸か、来週末は4月限の取引最終日

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油4月限は前日比0.45ドル安の95.28ドルで推
移。本日これまでのレンジは94.66〜98.09ドル。
 今晩の海外原油は続伸か。ホルムズ海峡の封鎖が続くなかで供給が不足しており、上
値追いが続くだろう。戦略石油備蓄(SPR)を放出しても、ロシア産原油に対する制
裁を緩和しても、ホルムズ海峡の肩代わりはできない。アラブ首長国連邦(UAE)の
フジャイラやサウジアラビアのヤンブーや東西パイプラインなど、ホルムズ海峡を迂回
して輸出する石油インフラで被害が発生するようだと、供給不足見通しがさらに強まる
だろう。昨日のオマーン攻撃のほか、サウジを執拗にドローンで狙っているのはイラン
ではなさそうであり、今週末も気が抜けない。
 来週20日にニューヨーク原油4月限の最終取引日を控えている。現物を扱えない市
場参加者は極端に売りづらくなるほか、ニューヨーク原油とブレント原油との裁定や先
物と現物との価格差次第では受け渡しに向けて需要が強まる可能性がある。受け渡し地
であるオクラホマ州クッシングだけでなく、米国全体で原油在庫は低水準で推移してお
り、受け渡しの動向は要警戒だろう。クッシングのタンクボトムが試されるのだろう
か。
<今夜の予定>
◆ 香港 ◆
【経済】17:30 鉱工業生産指数及び生産者物価指数 2025年10-12月期(香港統計局)
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】19:00 鉱工業生産 2026年1月(EUROSTAT)
◆ フランス ◆
【経済】16:45 消費者物価指数 2026年2月確報(INSEE)
◆ イギリス ◆
【経済】16:00 貿易収支 2026年1月(国立統計局)
【経済】16:00 鉱工業生産指数 2026年1月(国立統計局)
【経済】16:00 製造業生産指数 2026年1月(国立統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:30 国内総生産 2025年10-12月期改定値(商務省)
【経済】21:30 個人所得・支出 2026年1月(商務省)
【経済】23:00 消費者信頼感指数 2026年3月速報値(ミシガン大)
【商品】3/14 04:30 建玉明細報告(CFTC)
【納会】--:-- コーン 2026年3月限(CBOT)
【納会】--:-- 大豆 2026年3月限(CBOT)
【納会】--:-- 大豆ミール 2026年3月限(CBOT)
【納会】--:-- 大豆油 2026年3月限(CBOT)
【納会】--:-- 小麦 2026年3月限(CBOT)
◆ カナダ ◆
【経済】21:30 雇用統計 2026年2月(カナダ統計局)
【経済】21:30 製造業出荷 2026年1月(カナダ統計局)
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