<大豆> シカゴ大豆5月限は3月に入ってから昨年11月18日に付けた高値、1177. 75セントを上抜いた後は1180セントを上値抵抗線とする動きが見られたが、6日 にこれを大きく上抜いた後は上値探りに転じて12日には1238.75セントまで浮 上。この日は上げ幅を縮小したが、終値ベースでも1220セント台を維持している。 高まる中東情勢不安を受けた原油高がバイオ燃料油を引き上げ、これが大豆市場にお いても買い支援要因になっている。また、アルゼンチン、ブラジルの一部産地での乾燥 傾向、また中国向け輸出増加期待も強気材料となっている。 イランを巡る中東の紛争は見通しに不透明感が強く、ホルムズ海峡の封鎖が解かれる までは原油が高止まりする可能性が高い。 原油高による生育コストの上昇が見込まれることも強気要因となるなか、シカゴ大豆 5月限は引き続き1200セント台で高下すると予想される。 <コーン> シカゴコーン5月限は3月9日に昨年5月23日以来の高値となる476セントまで 急騰した。470セント台は維持できず、その後、値を落とし10日は445セントま で値を落とした。10日から反転し、12日は469.50セントまで上昇し、終値で 460セント台を維持した。 今春の米コーン作付面積の縮小観測が意識されるなかで2月末には米軍がイランを攻 撃。その後はイランが米軍基地やエネルギー施設を狙った攻撃を展開するなか、他湾岸 諸国を巻き込むに至っており、この中東不安の先行きの見通しが付かない状態が続いて いる。 またこの紛争においてイランによってホルムズ海峡が封鎖されていることを受け原油 価格が高騰しているが、これが今後のコーンの輸送費、生育コストの上昇を予想させる ことが買い支援要因になっている。 週間ベースでの米国のコーン輸出が好調を維持していることも下支え要因となるな か、シカゴコーン5月限は450セントを下値支持線として意識するなかで堅調に推移 となりそうだ。 MINKABU PRESS
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