ドル売り優勢、イラン情勢に改善見えずも、ポジション調整に押される格好=ロンドン為替概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
ドル売り優勢、イラン情勢に改善見えずも、ポジション調整に押される格好=ロンドン為替概況

 ロンドン市場では、ドル売りが優勢になっている。イラン情勢には改善の兆しは全く見えていないが、明日以降の一連の各国中銀金融政策発表を控えて調整の動きが入っているもよう。ドル円は東京朝方の159円台後半からロンドン序盤にかけては159.10台まで下押しされた。ユーロドルは1.14台前半から半ばにかけて振幅したあと、足元では1.14台後半に高値を伸ばしている。ポンドドルも連れ高となり1.32台前半から後半へと上昇。ユーロ円は182円台割れから182円台後半で振幅。ポンド円は210円台後半から211円台後半で上下動。中東情勢に鋭い反応をみせる原油相場は、NY原油先物が週明けに102ドル台まで買われたあとは、97ドル付近と上昇一服。株式市場は比較的落ち着いており、欧州株は下げ渋り、米株先物・時間外取引は先週末の下げから反発している。米10年債利回りは4.25-4.27%での推移。

 ドル円は159円台前半での取引。東京朝方に159.75付近まで再び上昇。先週末NY終盤の高値水準に並んだ。しかし、その後は上値を抑えられている。160円の節目を前に介入への警戒感がポジション調整の売りを誘う面があったようだ。この日も片山財務相から定番の円安けん制発言がでていた。ロンドン序盤には159.17付近まで下押しされている。

 ユーロドルは1.14台後半での取引。東京朝方の1.1411付近を安値に、東京午前に1.1450台まで上昇。その後はロンドン序盤にかけて1.1410台まで反落した。ロンドン勢の本格参加とともに再び買われ、足元では高値を1.1480近くへと伸ばしている。NY原油先物が反落しており、有事ドル買いに対する調整が入った。また、明日以降の一連の主要中銀金融政策発表を控えた調整の面も指摘される。政治面では、ドイツ政府はイラン戦争での軍事的な支援を提供しない、と表明した。ユーロ円はロンドン序盤にかけて181.87付近まで下押しされたあとは、足元で高値を182.80近くへと伸ばしている。対ポンドではややユーロ買いが優勢。

 ポンドドルは1.32台後半での取引。東京早朝の1.3225付近を安値に東京午前には1.3260台まで上昇。その後はロンドン序盤にかけて1.3230付近まで反落した。ロンドン勢の本格参加とともに再び買いが強まると高値を1.3270台に伸ばしてきている。ポンド円は東京午後の211.59付近を高値に、ロンドン序盤にかけて210.81付近まで下押しされた。その後は下げ渋りの動きとなり211円台前半へと反発している。ユーロポンドは0.8610から0.8650までのレンジでユーロ買い・ポンド売りの動きとなっている。この日は売買が交錯も、ややドル売りが優勢になっている。 
 
minkabu PRESS編集部 松木秀明

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