【通貨別まとめと見通し】ユーロ円 大きく上下 先週から昨日までのまとめ ユーロ円は、3月9日から週半ばにかけて、ユーロ高・円安の流れが継続した。3月11日には一時184.08まで上昇し、年初来の高値圏をうかがう動きを見せた。しかし、3月13日に入ると利益確定売りや調整の動きが強まり、183.65付近から182.30付近まで急落する場面があった。 週明け3月16日は、東京市場から欧州市場にかけて181.87まで下押ししたものの、その後は押し目買いが優勢となった。米国市場の時間帯には182.80付近まで値を戻し、下値の堅さを確認する形で取引を終えた。全体としては、週前半の強気相場から、週後半の急調整、そして週明けのリバウンドというボラティリティの高い展開であった。 テクニカル分析 レジスタンス1: 183.70(3月12日の高値圏) レジスタンス2: 184.10(直近の重要高値) サポート1: 181.87(3月16日の安値) サポート2: 181.00(心理的節目) RSI (14) 16日の安値付近では30台まで低下し「売られすぎ」を示唆していたが、現在は50付近まで回復している。ニュートラルな状態に戻り、次のトレンド形成を待つ形となっている MACD 13日の急落時にデッドクロスが発生し、依然としてシグナル線の下を推移している。ただし、ヒストグラムは縮小傾向にあり、183.00台を維持できればゴールデンクロスへの転換が期待される。 トレンド: 短期的には、184.00を頂点とした調整局面にある。しかし、182.00を割り込まずに反発していることから、上昇トレンド自体は崩れておらず、現在は「押し目形成」の段階と判断できる。 今週のポイント: 今週の想定レンジ 181.50 - 184.50 【メインシナリオ】底堅い推移からの高値再挑戦 181.80-182.00のサポートが機能し、押し目買いが継続する。 ターゲット: 183.70から184.00のレジスタンス。 根拠: 16日の安値からの反発が強く、183.00台を回復したこと。日欧の金利差を背景とした円売り需要の継続。 【対抗シナリオ】サポート割れによる深押し 日銀の政策修正に関する報道や、欧州の経済指標悪化をきっかけにサポートラインを割り込む。 ターゲット: 181.00から180.50付近。 根拠: 181.80を明確に下抜けた場合、ストップロスを巻き込んだ投げ売りが発生するリスク。MACDがマイナス圏で拡大する展開。 今週の主な予定と結果 ユーロ圏 03/17 19:00 ZEW景況感指数 (3月) 前回 39.4 (ZEW景況感指数) 03/18 19:00 消費者物価指数(HICP・確報値) (2月) 予想 1.9% 前回 1.9% (前年比) 03/18 19:00 消費者物価指数(HICP・確報値) (2月) 予想 2.4% 前回 2.4% (コア・前年比) 03/19 19:00 建設業生産高 (1月) 前回 0.9% (前月比) 03/19 19:00 建設業生産高 (1月) 前回 -0.9% (前年比) 03/19 22:15 ECB政策金利 (3月) 予想 2.15% 前回 2.15% (ECB政策金利) 03/19 22:15 ECB政策金利 (3月) 予想 2.0% 前回 2.0% (ECB預金ファシリティ・レート) 03/19 22:15 ECB政策金利 (3月) 予想 2.4% 前回 2.4% (ECB限界貸出ファシリティ) 03/20 18:00 経常収支 (1月) 前回 146.0億ユーロ (季調済) 03/20 19:00 貿易収支 (1月) 前回 126.0億ユーロ (季調前) 03/20 19:00 貿易収支 (1月) 前回 116.0億ユーロ (季調済) ドイツ 03/17 19:00 ZEW景況感指数 (3月) 予想 39.5 前回 58.3 (ZEW景況感指数) 03/20 16:00 生産者物価指数 (2月) 前回 -0.6% (前月比) 03/20 16:00 生産者物価指数 (2月) 前回 -3.0% (前年比) フランス とくになし
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