【通貨別まとめと見通し】南アフリカランド円 高値圏から売りも、押し目は買い意欲 先週から昨日までのまとめ 3月9日から週半ばにかけて、ランド円は強い上昇基調を維持した。3月11日には一時9.758の高値を付け、年初来の高値圏を更新する勢いを見せた。背景には、堅調な商品価格と、高い政策金利を背景としたキャリートレードの活発化があった。 しかし、3月12日から13日にかけては利益確定売りが加速し、一時9.410まで急落。週末にかけては9.40台前半での押し目買いと上値の重さが交錯する展開となった。週明け3月16日も欧州時間までは軟調であったが、ニューヨーク市場でリスクオンの動きが強まると9.514まで反発。高値からの調整売りをこなしつつ、下値の堅さを確認して取引を終えた。 テクニカル分析 レジスタンス1: 9.600(3月12日の揉み合い水準) レジスタンス2: 9.758(3月11日の直近最高値) サポート1: 9.480(直近の反転ポイント) サポート2: 9.410(3月13日・16日のダブルボトム) RSI (14) 16日の安値圏で30%を割り込み「売られすぎ」を示唆した後、現在は60%付近まで急回復している。モメンタムは上向きに転じているが、短期的には過熱感への警戒も必要な水準である。 MACD 13日以降、マイナス圏で推移していたが、3月17日未明に明確なゴールデンクロスを形成した。ヒストグラムもプラス圏へ転換しており、短期的には上昇トレンドへの回帰を示唆する強いシグナルが出ている。 トレンド:中期的な上昇トレンドの中での「深い調整」を経て、現在は底打ちから反発を試みる局面にある。3月11日の高値(9.758)と3月16日の安値(9.410)を結んだ半値戻し水準である9.58付近が直近の関門となる。 今週のポイント: 今週の想定レンジ 9.350 - 9.850 【メインシナリオ】トレンド回帰による高値再挑戦 9.48-9.50のサポートを維持し、MACDの買いサインに従ってジリ高の展開となる。 ターゲット: 9.650付近を超え、前週高値の9.758更新を目指す。 根拠: 9.410でのダブルボトム形成による底打ち。スワップポイントを狙った長期保有勢の買い戻し。 【対抗シナリオ】サポート決壊によるトレンド転換 日銀の政策修正が予想以上にタカ派的と受け止められた場合、円高圧力が急増する。 ターゲット: 9.410を明確に下抜け、9.350付近まで下落。 根拠: 直近安値(9.410)割れによるストップロス連鎖。リスクオフに伴う新興国通貨からの資金流出。 今週の主な予定と結果 南アフリカ 03/18 17:00 消費者物価指数 (2月) 予想 0.4% 前回 0.2% (前月比) 03/18 17:00 消費者物価指数 (2月) 予想 3.1% 前回 3.5% (前年比) 03/18 20:00 小売売上高 (1月) 予想 2.8% 前回 2.6% (前年比)
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。