NY原油市況=反発、ホルムズ海峡の実質的な封鎖が継続

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/04     94.41       98.42       93.83       96.21        + 2.71
  2026/05     93.42       97.65       92.88       95.53        + 3.07
  2026/06     89.41       93.27       89.02       91.64        + 3.10
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              1,410,262             2,083,204    ( + 11,720)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/04     401.58    +17.83
                            2026/05     380.28    +21.73
         改質ガソリン       2026/04     312.34    +12.31
                            2026/05     308.15    +12.79
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は反発。期近2限月の前日比は2.71〜3.07ドル高。
その他の限月は0.90〜3.10ドル高。
 イラン戦争に終わりは見えず、ホルムズ海峡の実質的な封鎖が継続していることが相
場を押し上げた。供給不足が解消される目処は不透明。アラブ首長国連邦(UAE)が
タンカーの護衛に参加する可能性が報道されているが、混乱がより広がるリスクもあ
る。UAEの石油基地フジャイラに攻撃が続いていることも買い手掛かり。
 一方、米戦略石油備蓄(SPR)の放出が始まることから、SPRを借りる取引参加
者のヘッジ売りが取引最終日の迫る4月限に入ったもようで、当限の上値はやや重かっ
た。当初に放出されるSPRは8600万バレル。
 イスラエルのカッツ国防相が、イラン最高安全保障委員会(SNSC)のラリジャニ
事務局長を殺害したと発表した。ラリジャニ氏はイラン指導部の中心的な人物。イラン
も公式に死亡を発表した。ラリジャニ氏の息子も殺害された。
 時間外取引でニューヨーク原油4月限は98.42ドルまで堅調に推移した後、上げ
幅を縮小。ただ、通常取引開始後は買いが持ち直し、水準を切り上げた。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は反発。原油相場に連動した。
今日の材料
・イラクのクルド自治区からの輸出が再開へ=バルザニ・クルド自治区首相
・USSジェラルド・フォードはギリシャの海軍基地に寄港へ=イ・カシメリニ紙
・モジタバ・ハメネイ師が米国との停戦提案を拒否=ロイター通信
・約2500名の米海兵隊が乗るUSSトリポリがシンガポール近海に到着、USSト
リポリは中東へ
・米国はホルムズ海峡確保に向けた作戦を準備、数週間続く可能性=カン・ニュース
・ブレントとWTIの表面的な安定は豊富なグローバル供給の証拠とみなすべきではな
い=JPモルガン
・それは地域的な在庫過剰、ベンチマーク構成、政策介入によって生み出された一時的
なバッファーを反映=同上
・米石油協会(API)が引け後に発表した米週間石油在庫統計
・原油在庫は前週比655万6000バレル増、市場予想は60万バレル減
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