株価指数先物【引け後】 ショートポジション圧縮で一時5万5000円台回復

配信元:株探
著者:Kabutan
大阪6月限
日経225先物 54910 +1490 (+2.78%)
TOPIX先物 3686.5 +92.0 (+2.55%)
※取引所発表の「清算値(帳入値)」を表示

 日経225先物(6月限)は前日比1490円高の5万4910円で取引を終了。寄り付きは5万4170円と、シカゴ日経平均先物(5万4105円)にサヤ寄せする形で買いが先行した。現物の寄り付き時につけた5万4030円を安値に上へのバイアスが強まり、前場中盤にかけて5万4630円まで買われた。買い一巡後に5万4400円辺りまで利食いに押される場面もみられたが、前場終盤にかけて再びロングが強まり5万4700円まで急伸した。

 ランチタイムは5万4650円~5万4700円辺りで高値保ち合いを継続。現物の後場の取引開始後にレンジを上放れ、一気に5万4850円~5万4950円辺りのレンジに移行した。その後も終盤にかけて高値圏での推移が続き、引け間際には5万5100円まで上げ幅を広げる場面もみられた。

 グローベックスのナスダック100先物の上昇に連動する形で、アドバンテスト<6857>[東証P]やソフトバンクグループ<9984>[東証P]、東京エレクトロン<8035>[東証P]など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が買われた。この3銘柄で日経平均株価を700円超押し上げるなか、先物市場でもロングを強める形になったようだ。

 日経225先物はボリンジャーバンドの-1σ(5万4120円)を上回り、25日移動平均線(5万5900円)とのレンジに移行するなかで、カバーを誘う形にもなったと考えられる。楽観は禁物だが、13週線(5万4080円)を明確に上抜けてきたことで、週足の+1σ(5万6470円)とのレンジに移行している。+1σに接近してくると、前週の5万1160円まで売られた急落に対するリバランスが意識されてくるだろう。

 3連休を前にポジションを傾けてくる動きは限られるものの、過度な原油高への警戒が和らぐとの期待に加え、高市首相とトランプ米大統領による日米首脳会談を控えて、ショートポジションを圧縮する動きもありそうだ。そのため、-1σと25日線とのレンジを意識しつつも、-1σから上放れての5万4500円から5万6000円辺りのレンジを想定する。

 NT倍率は先物中心限月で14.89倍に上昇した。ただし、上値は25日線(14.93倍)に抑えられる一方、下値は75日線(14.85倍)が支持線として意識されている。値がさハイテク株の強さが目立つものの、東証プライムの9割超の銘柄が上昇しているなかで、スプレッドは狙いにくい状況だった。

 手口面(6月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万2667枚、ソシエテジェネラル証券が9530枚、バークレイズ証券が5328枚、JPモルガン証券が3000枚、サスケハナ・ホンコンが2155枚、野村証券が2003枚、モルガンMUFG証券が1993枚、SBI証券が1312枚、ビーオブエー証券が1306枚、インタラクティブ証券が1113枚だった。

 TOPIX先物はソシエテジェネラル証券が2万2207枚、ABNクリアリン証券が1万5078枚、バークレイズ証券が9338枚、JPモルガン証券が7398枚、モルガンMUFG証券が5497枚、ゴールドマン証券が3161枚、ビーオブエー証券が2510枚、サスケハナ・ホンコンが2362枚、三菱UFJ証券が1423枚、野村証券が1354枚だった。

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