[今夜の視点]海外原油=反落か、イラン停戦報道が継続へ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油5月限は前日比3.32ドル安の89.03ドルで推
移。本日これまでのレンジは86.72〜89.36ドル。
 今晩の海外原油は反落か。公式な発表のなかでイランは停戦協議に応じる構えを示し
ておらず、イラン革命防衛隊(IRGC)は米国に対して「敗北を合意と呼ぶな」と批
判しているものの、西側メディアの停戦報道が根強く続いており、原油相場の上値は重
いままだろう。
 ただ、米国とイランの停戦協議が始まることはおそらくなく、ホルムズ海峡の実質的
な封鎖を続けるイランが対話を拒んだという体裁を整えたうえで地上戦が始まる可能性
が高い。ほとんどの停戦報道は、世界経済の混乱の責任をイランになすりつけるための
ものであり、長期化しそうな地上戦への布石だろう。トランプ米大統領の支持率が低下
しているため、米金融市場が崩れると批判がさらに強まって戦争継続に懐疑論が広がる
だろうが、米株式・米国債市場が支えられているうちは、ホルムズ海峡の通行が正常化
する可能性は低い。
<今夜の予定>
◆ ドイツ ◆
【経済】18:00 景況感指数 2026年3月(ifo)
◆ イギリス ◆
【経済】16:00 消費者物価指数 2026年2月(国立統計局)
【経済】16:00 小売物価指数 2026年2月(国立統計局)
【経済】16:00 生産者物価指数 2026年2月(国立統計局)
【納会】--:-- ロブスタコーヒー 2026年3月限(ICE EUROPE)
◆ アメリカ ◆
【経済】20:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】21:30 経常収支 2025年10-12月期(商務省)
【経済】21:30 耐久財受注 2026年2月速報値(商務省)
【工業】23:30 週間石油統計(EIA)
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