[本日の見通し]石油=上昇、トランプ米大統領の発言は不安定

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2026年8月限は8万5510円まで上昇し、夜間取引の
高値をやや上回った。
 イランのアラグチ外相が米国との対話を公式に否定した一方、トランプ米大統領は
「彼らとは交渉中だ。彼らはとても取引をしたがっているが、それを言うのを恐れてい
る。なぜなら、自分たちの国民に殺されると彼らは考えているからだ」と意味不明なこ
とを述べている。米国は自ら始めたイラン戦争でそもそもの目標を何も達成できておら
ず、当初の4〜5週間という目標期限も迫っており、トランプ米大統領の発言は不安定
化している印象だ。
 イスラエルメディアは、トランプ米大統領が突如停戦を発表することを警戒している
が、米国が停戦を望むとしても、イランの態度からするとこの戦争は終わらない。米国
やイスラエルが、イランが提示する条件を受け入れるまで衝突が続くだろう。ホルムズ
海峡の実質的な封鎖が長引く可能性が高く、強気に構えておくべきか。
 時間外取引でニューヨーク原油5月限は前日比0.96ドル高の91.28ドルで取
引されている。本日これまでのレンジは90.71ドルから91.42ドル。
 原油8月限の予想レンジは8万4000円から8万6000円、ガソリン先限は
14万0000円から16万0000円、灯油先限は13万0000円から15万
0000円
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