イラン戦争の終結期待が浮上しながらも、まだ高いレベルの先行き不透明感を抱えた 地合になっている。トランプ米政権が停戦に向けて15項目の計画を提示したことで、 「TACOトレード」が意識されている。株安や原油高が加速する中、トランプ米大統 領の強硬姿勢は限界を迎えた可能性がある。一方、イランは国営メディアを通じてこう した計画の受け入れを拒否し、停戦は米国ではなくイランが判断する方針を示してい る。イランとしては、停戦を急ぐ必要はないと考えていることが窺える。また、イスラ エル外乱に対する攻撃終了で賛同するのかも不透明感が強い。停戦期待を織り込みつ つ、まだ停戦協議に移行できるのかは不透明感が強い。原油相場も上値を抑えられなが ら、大きな値崩れは回避されている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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