時間外取引でニューヨーク原油5月限は前日比2.03ドル高の92.35ドルで推 移。本日これまでのレンジは90.71〜92.43ドル。 今晩の海外原油は反発か。イランのアラグチ外相は米国から停戦案を受け取ったこと を明かしたが、協議が始まっているというトランプ米大統領の認識を否定しており、買 い戻しが強まるだろう。パキスタンで協議が始まることはなさそうだ。ホルムズ海峡の 実質的な封鎖が続き、中東の減産規模は日量1000万バレル超に達しているため、供 給不足や石油在庫のさらなる取り崩しが相場を押し上げると思われる。 イランが停戦を否定している以上、トランプ米大統領の選択肢はあまりない。イラン の提示する停戦案を無条件で受け入れるか、あるいは地上戦を開始して目標を達成する のか、判断が試されそうだ。ただ、地上戦がホルムズ海峡の実質的な封鎖の解除を目指 すだけなら、イラン戦争を始める意味は全くなかったと認めているだけである。米国や イスラエルがしけなければ、ホルムズ海峡の航行は自由だった。場当たり的な行動を繰 り返し、切羽詰まった米国が最終兵器に頼らないことを祈る。 <今夜の予定> ◆ 香港 ◆ 【経済】17:30 貿易収支 2026年2月(香港統計局) ◆ フランス ◆ 【経済】16:45 消費者信頼感指数 2026年3月(INSEE) ◆ 南アフリカ ◆ 【経済】18:30 生産者物価指数 2026年2月(南アフリカ統計局) 【経済】--:-- 政策金利公表(南アフリカ準備銀行) ◆ アメリカ ◆ 【経済】21:30 新規失業保険申請件数(労働省) 【農産】21:30 週間穀物輸出成約高(USDA) MINKABU PRESS
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