前週は84.37ドルまで急落した後、100ドル水準まで切り返す不安定な地合になっ た。週前半は、トランプ米政権がイランとの協議に前向きな姿勢に転じ始めたことで、 停戦への期待感が上値を圧迫した。トランプ米政権は15項目の計画を策定した模様 だ。ただし、イラン側が協議を拒否する姿勢が伝わると安値修正の動きが強まり、週末 を前に一時100ドル台を回復するなど底堅い展開になった。高いレベルの先行き不透 明感を維持している。 今週もイラン情勢に強く左右される展開になる。トランプ米大統領が停戦に意欲を示 している間は、急伸するリスクは限定される。しかし、このまま停戦合意に向かう見通 しが立たないのであれば、大きく値を崩すことも難しい。イラン情勢の先行き不透明感 から、前週の取引レンジを踏襲する展開が基本になるが、やや上振れリスクが大きい。 改めて大規模な軍事衝突が警戒されると上振れ、逆に停戦への期待感を高める動きがみ られれば下振れとなる。イラン戦争次第の不安定な地合が続きやすい。 予想レンジは85〜115ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。