イエメンの武装組織フーシ派の参戦表明を受けて、原油相場の値上がりが進んでい る。現時点では、フーシ派の攻撃対象はイスラレルが中心だが、今後はサウジアラビア の東西パイプライン、さらに紅海の輸出ルートにも攻撃を行いかねないとの警戒感が強 い。サウジアラビアは、ホルムズ海峡封鎖で紅海側からの輸出拡大に動き始めているが フーシ派の攻撃状況によってはこの代替輸出ルートもつぶれる可能性がある。ただし、 27日に続いて30日もWTI原油の上昇は期近限月に限定され、期先限月は逆に下落 している。短期の供給不安を織り込みつつ、中長期的な原油価格鎮静化の織り込みが進 んでいる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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