海外サマリー(31日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2026/ 6 4,678.6  +121.1  シカゴ大豆  2026/ 5 1,171.00  +11.25
NY銀     2026/ 5 7,491.9  +435.0  シカゴコーン 2026/ 5   457.75   +2.00
NYプラ    2026/ 7 1,970.2  + 64.6  NY原油   2026/ 5   101.38   -1.50
NYパラ    2026/ 6 1,487.50 +54.90  ドル・円               158.71   -0.99
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は158円台後半まで下落
 NY為替市場、ドルの戻り売りが強まり、ドル円は158円台後半に下落。月末期末
ということもあり、全体的に3月の動きの巻き返しの動きが強まった。為替市場はドル
買い玉を調整する動きを強めた。
 市場は、中東情勢をにらんでトランプ大統領の発言に市場は神経質になる中、米国の
イラン紛争からの早期撤退の可能性を見極めている。そのような中、「トランプ大統領
が側近に対し、ホルムズ海峡が大部分閉鎖されたままでも対イラン軍事作戦を終結させ
る意向があると伝えた」と報じられたことも材料視された。
 ドル円は30日に160円を突破し、日本の財務省当局も強めの口先介入を出す中
で、ファンド勢の間では、ドル円の下落で利益が得られるオプションへの需要が拡大。
5月限プットオプション(売る権利)の取引が、コール(買う権利)の3倍余りに達し
ている。
 「介入に伴う急落への備えとして、ファンド勢からのオプションを使ったヘッジ需要
がある。基本的な方向性の転換というよりは、短期的なリスクへの対応だ」との指摘も
一部から出ていた。
 また、「目先は162円近辺が重要な上値抵抗となる中、財務省は口先介入をさらに
強めるだろう。ただし、あくまで今回の円安は、交易条件の悪化で投機的な動きではな
い。そのため、介入のハードルは高くなっている」とも分析している。
◎NY貴金属=続伸、戦争終結期待が支援
 ニューヨーク金、銀は続伸。
 金6月限は続伸。時間外取引は、原油高が圧迫要因になったが、米大統領の戦争終結
発言をきっかけに押し目を買われた。欧州時間に入ると、もみ合いとなった。日中取引
では、ドル安や株高を受けて買い優勢となった。
 銀5月限は戦争終結期待や金堅調を受けて買い優勢となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)は続伸。
 プラチナ7月限は続伸。時間外取引は、原油高が圧迫要因になったが、米大統領の戦
争終結発言を受けて押し目を買われた。欧州時間に入ると、もみ合いとなった。日中取
引では、ドル安や金堅調を受けて押し目を買われた。
 パラジウム6月限は戦争終結期待や他の貴金属の堅調を受けて買い優勢となった。
◎LME=アルミ・銅は米国のイラン攻撃終結期待で続伸、ニッケルは反落
 アルミ3カ月物は大幅続伸。3433.50ドルで上離れて取引を開始。イランによ
るUAEとバーレーンにあるアルミ施設攻撃や、中東の混乱長期化による湾岸諸国から
のアルミ供給引き締まりが引き続き懸念されるなか値位置を切り上げた。アジア時間の
後半以降は3460ドルが支持線になり、下値堅く推移した。米国の時間帯を迎えると
再上昇となり、3536ドルの高値まで浮上。3月12日に付けた高値3546.50
ドルに迫る動きを見せたことで買い警戒感が強まり利益確定の動きも見られたが、米国
によるイランへの軍事作戦終結期待の浮上も下支え要因となり、堅調地合いを維持して
終了。
 銅3カ月物は大幅続伸。1万2152ドルで続伸して取引を開始。アジア株安を受け
て序盤に1万2121ドルの安値まで値を落としたが、押し目買いが入り1万2270
ドル台まで浮上。その後は1万2160ドルを支持線とするもちあいが続いたが、米国
の時間帯を迎えるとトランプ米大統領がホルムズ海峡が封鎖された状態であってもイラ
ンへの攻撃を終結させる、と語ったと伝えられたことが好感されて地合いを引き締め、
1万2300ドル台に到達。一時1万2420ドルまで値を伸ばし、3月18日以来の
高値をつけた。その後、転売が見られながらも、100ドル超の上げ幅を維持して取引
を終えた。
◎NY原油=下落、乱高下を繰り返したあとマイナス引け
 ニューヨーク原油は下落。
 米軍のイランでの地上戦の可能性やイランと見られるクウェート船籍の石油タンカー
攻撃、さらにはイエメンのフーシ派の米国やイスラエルに対する宣戦布告などで、アジ
アの時間帯の朝方に急騰したが、トランプ米大統領がホルムズ海峡が閉鎖されたままの
状態でも軍事行動を終了させる用意があると側近に伝えたことが報じられたことで、そ
の後はいったん大きく崩れた。
 そのあと米国の時間帯に入ると、ヘグセス米国防長官がイランとの戦争において今後
数日間が決定的な局面になるとの考えを示したことで再び急伸した。
 しかし、米国の時間帯の後半にイランのペゼシュキアン大統領が戦闘終結の用意があ
ると述べたことが報じられると、再び高値から大きく崩れた。
 一日に何度も5ドル以上の値幅で乱高下を繰り返す激しい値動きとなった。
◎シカゴ大豆・コーン=大豆は揃って上伸、コーンは総じて小幅反発
 大豆は揃って上伸。
 米農務省(USDA)発表の四半期在庫が前年を上回ったうえ、今春の作付意向も前
年を上回るとの見方が示される弱気な内容だったが、中東情勢不安の長期化に伴う肥料
価格の上昇に対する警戒感から買い優勢となった。
 コーンは総じて小幅反発。
 米農務省(USDA)発表の作付意向は前年を3%下回るとの見方に加え、小麦の作
付縮小見通しが示されたことが強気材料となった。一方、四半期在庫が前年を上回った
ことが重石となり、上げ幅は限られた。
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