【市況】 金が大幅続伸。ニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、トランプ米 大統領が1日の国民向け演説でイラン情勢について説明するとしたことを受けて堅調と なった。銀は出来ず。 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が320〜561円高、金ミニが 40.0円安〜628.5円高、ゴールドスポットが1148円高、銀が出来ず。 午前11時2分現在の出来高は、金が1万2778枚、金ミニが1万3541枚、ゴ ールドスポットが295枚、銀が0枚。 【NY金は戦争終結期待が支援】 金は戦争終結期待が支援要因になった。イランのペゼシュキアン大統領は「戦争終結 に必要な意思はある」が、「とりわけ侵略の再発防止に不可欠な保証」など、一定の条 件が満たされるよう求めると述べた。トランプ米大統領は「われわれは間もなく撤退す る」と述べ、2〜3週間以内になる可能性があるとした。ただイランの精鋭部隊「イス ラム革命防衛隊(IRGC)」は、イランに対する攻撃への報復として、4月1日以 降、マイクロソフト、米アルファベット傘下のグーグル、アップルなど中東地域にある 米企業を標的にする方針を表明した。 トランプ大統領は、4月1日午後9時(日本時間2日午前10時)に国民向けの演説 を行い、イラン情勢について説明する。戦争終結期待からドル安に振れた。ただアラブ 首長国連邦(UAE)がホルムズ海峡を武力で開放するとの見方を示すと、ドル安が一 服した。 2月の米雇用動態調査(JOLTS)によると、求人件数は688万2000件と前 月から35万8000件減少した。市場予想は691万8000件だった。労働市場停 滞の原因として、トランプ米大統領の貿易・移民政策による不確実性が指摘された。一 方、3月の米消費者信頼感指数は91.8と前月から小幅上昇し、市場予想の88.0 も上回った。予想外に上昇したが、ガソリン価格の高騰と関税コストの転嫁の継続を背 景に、1年後のインフレ期待は5.2%と前月の4.5%から大幅に上昇し、2025 年5月以来の高水準となった。 金先限は3月23日以来の高値2万4931円を付けた。戦争終結期待が支援要因に なった。円相場は1ドル=158円台後半で円高が一服した。 【ドル建て現物相場】 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、戦争終結期待を受けて買い 優勢となった。アジア市場では、朝方の4680.81ドルから、トランプ米大統領が 1日の国民向け演説でイラン情勢について説明するとしたことを受けて4721ドル台 まで上昇した。 午前11時現在、4692.24ドルで推移、銀は7452セントで推移。前営業日 の大引け時点は金が4557.34ドル、銀が7199セント。 MINKABU PRESS
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