大阪6月限ナイトセッション 日経225先物 53250 +830 (+1.58%) TOPIX先物 3668.0 +47.5 (+1.31%) シカゴ日経平均先物 53400 +980 (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比) 2日の米国市場は、NYダウが下落した一方で、S&P500、ナスダックは上昇。トランプ米大統領による前日の米国民に向けたテレビ演説を受けて、中東での軍事衝突の激化を懸念した売りが先行し、NYダウは一時660ドル超下落する場面もみられた。NY原油価格は急伸し、1バレル=113ドル台をつける場面もあった。その後、イランはホルムズ海峡の通航を監視するため、オマーンと協定案を策定していると報じられたことを手掛かりに買い戻しが入り、NYダウは上昇に転じる場面もあった。ただ、3日がグッドフライデー(聖金曜日)の祝日で休場となるほか、3月の米雇用統計の発表を控えていることもあって、午後は方向感の出にくい状況だった。 NYダウ構成銘柄ではIBM、シスコシステムズ 、ユナイテッドヘルス・グループ 、トラベラーズ 、マイクロソフト が買われた。半面、ホームデポ 、シャーウィン・ウィリアムズ 、キャタピラー 、アムジェン 、ナイキ が軟調。 シカゴ日経平均先物(6月限)の清算値は、大阪比980円高の5万3400円だった。日経225先物(6月限)のナイトセッションは日中比380円高の5万2800円で始まった。その後は軟化し、5万2220円まで売られる場面もみられたが、米国市場の取引開始後にロングの動きが強まり5万3660円まで上昇。買い一巡後は上げ幅を縮めたが、5万3050円~5万3400円辺りでの保ち合いが続き、日中比830円高の5万3250円でナイトセッションの取引を終えた。 日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。トランプ大統領のテレビ演説を受けた米国の反応が注目されたが、NYダウは売り一巡後に下落幅を縮めたこともあり、日経225先物は前日の大幅な下げに対するショートカバーを誘う可能性はあるだろう。ただ、米国市場は祝日に入ることで海外勢のフローは限られると考えられ、スキャルピング中心のトレードを余儀なくされる。 中東情勢を巡り、イランはバーレーンにあるアマゾン・ドット・コム 、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイにあるオラクル のデータセンターを攻撃したと発表。米国が降伏するまで攻撃を継続すると伝わっており、民間企業への被害拡大が警戒されるなかでロングを手控えさせそうだ。そのため、ショートカバーが一巡した後は、戻り待ち狙いのショートに向かわせることもありそうだ。 日経225先物はボリンジャーバンドの-1σ(5万2090円)が支持線として意識される一方で、75日移動平均線(5万3410円)、25日線(5万3880円)が抵抗になるだろう。75日線水準での攻防から戻りの鈍さが警戒される局面ではショートを誘うことになるため、オプション権利行使価格の5万2000円から5万4000円辺りのレンジを想定。週足では-1σ(5万2430円)、26週線(5万2010円)と13週線(5万4350円)とのレンジが継続することになりそうである。 2日の米VIX指数は23.87(1日は24.54)に低下した。一時27.89まで切り上がる場面もみられたが、その後下落に転じたことで前日に割り込んだ25日線(25.25)を下回って終える形になった。 昨日のNT倍率は先物中心限月で14.47倍(1日は14.65倍)に低下した。トランプ大統領の演説を受けてインデックス売りが集中する形になり、アドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]が日経平均型を押し下げた。200日線(14.54倍)を割り込んできたほか、地政学リスクが米IT企業に広がっていることでハイテク株への物色を手控えさせ、NTショートに振れやすくなりそうである。 株探ニュース
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