今晩の海外原油は続伸か。イラン戦争が長期化する兆候があるなか、中東産原油の供 給不足を背景に米国産原油への引き合いが強まっていることが相場を押し上げるだろ う。ロイター通信によると、WTIミッドランドのプレミアムが過去最高水準を連日で 更新しているような状況だ。アジアや欧州の買い手による競争が激化しているという。 イラン戦争の短期終結を想定していた実需の見通しが外れ、スポット市場での需要が拡 大している。 先週の米エネルギー情報局(EIA)の週報で民間原油在庫は4億6163万 6000バレルまで増加し、年初来の最高水準を更新した。世界的な供給不足とは正反 対の推移となっていたが、スポット市場の動向からすると取り崩し圧力が強まるだろ う。先週のEIA週報によると、米国で戦略石油備蓄(SPR)はほとんど貸し出され ていないものの、今週からはSPRも含めて原油在庫が引き締まり、ニューヨーク市場 を押し上げる原動力となるのではないか。これまで見向きもされなかったEIA週報に 注目が集まると思われる。 <今夜の予定> ◆ ユーロ圏 ◆ 【経済】17:00 サービス業購買担当者景況指数 2026年3月確報(Markit) 【経済】17:00 購買担当者総合景況指数 2026年3月確報(Markit) ◆ アメリカ ◆ 【経済】4/8 04:00 消費者信用残高 2026年2月(FRB) 【工業】4/8 05:30 週間石油統計(API) ◆ カナダ ◆ 【経済】23:00 Ivey購買担当者景況指数 2026年3月(RISB) MINKABU PRESS
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