シカゴコーン市況=軒並み反落、米産地の乾燥緩和観測やリスク回避から

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2026/05    454.00      455.00      448.25      449.00      - 5.00
  2026/07    465.00      465.75      459.25      460.00      - 5.25
  2026/09    469.75      469.75      463.25      464.00      - 5.00
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       366,664       233,260       1,823,090 (- 2,461)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(4月13日〜4月17日)
 コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
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 コーンは軒並み反落。終値の前営業日比は5.25〜0.25セント安。中心限月の
5月限は5.00セント安の449セント。
 米産地で降雨となったうえ、今週後半にも降雨の可能性があると予想されることで乾
燥緩和観測が強まった。また、イランが米国との停戦協議を拒否したと伝えられたこと
で、リスク回避の動きが広がったことも下押し要因になった。
 中心限月5月限は前日帳入値と同値の454セントで取引を開始した直後に455セ
セントの高値を付けた。高値を離れた後もアジアの時間帯は452.50セントを下値
支持線として高もみとなっていたが、欧州の時間帯に軟化。シカゴの時間帯にかけて買
い戻されて453セント台まで値を戻したがイランがトランプ米大統領の文明破壊警告
を受け米国との一時停戦を拒否したことでリスク回避の動きが広がったうえ、米産地の
降雨を受けた生育環境改善見通しも重石となって売り崩され、448.25セントの安
値まで一気に値を落とした。安値で買い戻されながらも戻りは限られ、この日の安値圏
で終了。
*米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは、気温が低下するなか現在は降雨は発生していない。イリノイ州、
インディアナ州、ミシガン州及びウィスコンシン州の一部ではここ最近の降雨の影響で
河川の水位が上昇している。このところの降雨の影響で春の農作業が滞る可能性はある
が、乾燥懸念は和らいでいる。
 今後数日は全国的に乾燥した天気が広がるなか、中西部および北東部では気温が低下
し、コーンベルトの多くの地域では降霜が見られるだろう。また、ハイプレーンズ南部
からコーンベルト東部にかけての地域では今週半ばから後半にかけて少量〜まとまった
量の雨量を伴う降雨が見込まれる。
 6〜10日間予報に関しては4月11〜15日にかけてはほとんどの地域で気温は
平年並〜平年を上回るだろう。

 シカゴ小麦は堅調。前日日中取引終了後に発表された米農務省(USDA)作柄報告
で、良〜優の比率が前年の48%を大きく下回る35%と発表されたことで生育不安が
意識され、買い優勢となった。ただ、米産地ではここ数日の降雪や氷雨となったうえ、
今週半ばから後半にかけて降雨となる可能性も浮上し、乾燥が緩和に向かう見通しとな
っているうえ、イランによる米国との停戦協議拒否を受けたリスク回避の動きで上げ幅
は限られた。
 中心限月の5月限は前日比2.75セント高の598セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
 プレーンズではモンタナ州からダコタ州にかけて気温が低下し、ノースダコタ州北部
および東部では6日の最低気温はマイナス6℃前後まで低下。一方、南半分では降雨の
発生は無いなか、コロラド州東部、カンザス州西部および中部、オクラホマ州北西部、
テキサス州西部、そしてニューメキシコ州東部で土壌水分が低下している。
 南部ではテキサス州南部から大西洋沿岸南部にかけて散発的な降雨が発生。フロリダ
州以外では平年並の水準まで気温が低下。広い範囲で土壌水分不足が見られており、冬
小麦や春に作付された穀物は土壌水分不足によりストレスを受けている。

今日の材料
・コーンベルトでは、気温が低下するなか現在は降雨は発生せず。
・中西部ではこのところの降雨の影響で乾燥懸念は和らぐ。
・コーンベルト東部では今週半ばから後半にかけて少量〜まとまった量の雨量を伴う
 降雨。

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