[今日の視点]貴金属=急落、米イランの停戦協議決裂で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、急落して寄り付く見通し。金と銀はドル建て現物相場の下落を受けて売り
優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがドル建て現物相場の下落を受
けて軟調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は81.34ドル安
の4669.78ドル、銀が177セント安の7371セント、プラチナが66.00
ドル安の1996.50ドル、パラジウムは64.68ドル安の1494.00ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=159.76/78円で、前営業日の
大引け時点から0.50円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が2万4750円前後、銀は356.0円前後、プラチナ
は1万0100円前後、パラジウムは7500円前後。
【金は米イランの停戦協議決裂が圧迫】
 金は前週末の海外市場では、米イランの停戦協議を控えて手じまい売りが出た。
 金は米イランの停戦協議を控えて手じまい売りが出た。週末の協議では、戦争終結に
向けた合意には至らなかった。バンス米副大統領は、イランが核兵器を追求しないとの
確約を示さなかったため、交渉団は合意を得ずに帰国すると記者団に述べた。一方、ト
ランプ米大統領は、ホルムズ海峡封鎖を開始すると表明し、イランが抵抗した場合には
報復すると警告した。イランに通航料を支払った船舶は拿捕し、機雷除去も行うと述べ
た。今回の協議を仲介したパキスタンは、双方に停戦維持を呼びかけた上で、今後数日
間も仲介を続けると表明した。
 3月の米消費者物価指数(CPI)は前年比3.3%上昇し、2月の2.4%上昇か
ら伸びが加速した。前月比では0.9%上昇と、2月の0.3%上昇から伸びが加速
し、2022年6月以来の大幅な伸びとなった。イラン戦争を受けて原油が急上昇した
ことや、関税措置による物価押し上げ圧力が要因となった。市場予想は前年比3.3%
上昇、前月比0.9%上昇。
 銀は前週末の海外市場で、金軟調を受けて上げ一服となた。
【NYプラチナは利食い売りが圧迫】
 プラチナは前週末の海外市場では、米イランの停戦協議を控えて利食い売りが出た。
 プラチナは米イランの停戦協議を控えて利食い売りが出た。週末の協議では、戦争終
結に向けた合意には至らなかった。バンス米副大統領は、イランが核兵器を追求しない
との確約を示さなかったため、交渉団は合意を得ずに帰国すると記者団に述べた。一
方、トランプ米大統領は、ホルムズ海峡封鎖を開始すると表明し、イランが抵抗した場
合には報復すると警告した。
<今日の予定>
・米中古住宅販売統計 2026年3月(全米不動産協会)
MINKABU PRESS 東海林勇行

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。