シカゴコーン市況=総じて大幅高、米国とイランの和平協議進展期待で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2026/05    443.00      452.00      442.75      451.25      + 8.25
   2026/07    452.50      461.25      452.25      460.50      + 8.00
   2026/09    455.00      463.75      455.00      463.25      + 8.25
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       531,645       512,536       1,834,153 (+ 19,427)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米エネルギー省発表の週間エタノール統計(4月10日までの週)
 生産量:日量112万バレル(前週比4000バレル増)
 在 庫: 2669万9000バレル(前週比64万6000バレル増)
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*米気象庁発表の6−10日予報(4月21日〜4月25日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を上回る。
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 コーンは総じて大幅高。終値の前営業日比は1.00〜8.25セント高。中心限月
の5月限は8.25セント高の451.25セント。
 米国とイランの和平協議の進展期待が高まりを受けて買い優勢となった。また、米産
地での乾燥が警戒されるなかシカゴ小麦が引き続き堅調となったことも買いを呼ぶ一因
になった。
 中心限月5月限は前日帳入れ値と同値の443セントで取引を開始するとすぐに値位
置を切り上げた。しばらく447.5セントを上値抵抗線とするもちあいとなった後、
米国の時間帯を迎えると引けにかけて値位置を切り上げる右肩上がりの動きに転じた。
終盤に452セントの高値に達したところで転売が見られたが450セント台を維持し
て終了。
 米エネルギー省が発表した4月10日までの週におけるエタノール生産量は、前週
より4000バレル増加した112万バレルだった。同日時点の在庫は前週より64万
6000バレル増加した2669万9000バレルだった。
*米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは、活発な低気圧の影響で農作業のペースが鈍化しているが、土壌水
分の乾燥は改善に向かっている。ただ、五大湖周辺地域の降雨は冠水を招くなど過剰な
水準に達している。

 今後5日間は前線が複数通過する影響で広い範囲で散発的な降雨または雷雨になる見
込み。中西部から北東部にかけて25〜75ミリの雨量が見込まれる。ミシガン州を中
心とする五大湖周辺地域では冠水となる可能性もある。一方、ハイプレーンズ南部では
引き続き乾燥した天気となる見込み。
 5〜10日予報では4月20〜24日にかけて気温および雨量は共に全国的に平年並
〜平年を上回る見込み。
 シカゴ小麦は小幅続伸。引き続き米産地での冬小麦の作柄低下が買い支援要因となっ
た。また、米小麦産地では一部で降雨が見られるものの、乾燥傾向が続いている地域が
見られ、更なる作柄の悪化が警戒されることも強気材料になった。
 中心限月の5月限は前日比1.75セント高の593.75セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
 プレーンズではノースダコタ州以外の地域で4月12日時点の表土の土壌水分は5
0%以上が不足〜やや不足となっている。プレーンズ南東部ではここ数日、降雨が発生
しているが、ハイプレーンズでは乾燥が続いており、冬小麦などに強いストレスがかか
っている。

今日の材料
・コーンベルトでは、活発な低気圧の影響で農作業のペースが鈍化。
・米中西部の土壌水分の乾燥は改善。
・降雨過多により五大湖周辺地域の一部では冠水発生へ。

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