【これからの見通し】東京市場は豪ドル高主導の展開、このあとは中東情勢と株式にらみに 東京市場ではドル売りが先行した。強い中国GDPや豪州雇用統計内容を受けて豪ドル買いが強まり、ドル全般に連れ安となった面が指摘される。ドル円相場にとっては、三村財務官が「財務官レベルで緊密に連携することを日米で確認した」と発言したことが、介入警戒感を再び意識させた面もあったようだ。 しかし、東京午後以降はドルが全般に買い戻されており、クロス取引での豪ドル高が残る格好となっている。 ロンドン朝方に発表された英月次GDPが前月比+0.5%と前回の+0.1%から上振れし、市場予想+0.1%を上回った。これを受けて、足元ではポンド買い反応がみられている。ロンドン勢の本格参加後もポンド買いが継続するのかどうかを確認したい。 中東情勢に関しては、米国とイランの和平協議の進展が期待されている。さらに、トランプ米大統領は、イスラエルとレバノンの停戦協議があす開催されると述べている。株式市場全般に堅調な流れを示しており、リスク動向の改善が進むのかどうかも注目ポイントとなろう。 この後の海外市場で発表される経済指標は、ユーロ圏消費者物価指数(HICP・確報値)(3月)、米フィラデルフィア連銀景況指数(4月)、米新規失業保険申請件数(04/05 - 04/11)、米鉱工業生産指数(3月)などが予定されている。 発言イベント関連では、ECB議事録(3月19日開催分)が公表される。金融当局者の講演イベント予定は、カザークス・ラトビア中銀総裁、ウィリアムズNY連銀総裁、シュナーベルECB理事、ミランFRB理事、レーン・フィンランド中銀総裁、テイラー英中銀委員など目白押し。ワシントンでG20財務相中銀総裁会議、IMF世銀春季会合が開催される。 また、米主要企業決算では、アルコア、ネットフリックス、チャールズシュワブが注目される。昨日はS&P指数が最高値を更新したが、本日も騰勢が継続するのかどうかを確認したい。 minkabu PRESS編集部 松木秀明
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