植田日銀総裁「対応は非常に難しい」発言で円全面安、豪ドルとユーロ高値更新

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
植田日銀総裁「対応は非常に難しい」発言で円全面安、豪ドルとユーロ高値更新

植田日銀総裁が慎重姿勢を維持したことから4月利上げ観測が後退、円全面安となっている。

ユーロ円は187.90円台まで上昇し1999年のユーロ導入以来の最高値を更新。豪ドル円は114.30円台に乗せ1990年以来の高値を更新。

植田日銀総裁は、G20は中東情勢の経済への影響かなり不透明という意見で一致したと述べた。原油高に伴う物価上振れリスクと景気下振れリスクの両方があり「政策対応は非常に難しい」としている。英欧など主要中央銀行と足並みを揃えて日銀も今月は政策変更なしとの見方が広がっている、4月利上げ確率は15%台にまで低下。

今週末に予定されている米イラン協議に対する警戒から一時ドル買いが見られた、NY原油先物は93ドル台で推移。

米イラン協議は難航し停戦期間が延長することで合意すると予想される。攻撃再開という最悪のシナリオは回避される見通しだが、戦争終結への道筋は依然として不透明なままだ。

トランプ米大統領は「イランが濃縮ウランを米国に引き渡すことで合意した」と述べ、協議に楽観的な見方を示した。ただ、イラン側は否定。核物資の移送について米国といかなる交渉も行われていないと明言、米国はまた嘘をついたと非難した。

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