ゴム週間展望=調整安場面継続、活発限月の期中9月限は380円を目指すか

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
              [4月20日からの展望]
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     週間高低(カッコ内は日付)         4月13日〜4月17日
<国内>         始 値     高 値       安 値       帳入値    前週比
 26年09月限      391.6     395.5(13)    386.1(17)   387.5    -  3.5
 RSS先限      392.0      392.0(13)   390.0(17)    390.0     -  8.0
 TSR20    320.0      325.0(15)    320.0(13)    325.0     +  5.0
 上海9月限   16895    16980(13)   16575(13)     16610     -  235
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東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 159.44円  前週末比 0.18円安
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 【前週までのレビュー】米国とイランの停戦合意を受けて、原油高が一服すれば、J
PXゴムRSS3は調整安場面と迎えるとした。
【調整安場面が継続】
 JPXゴムRSS3号の活発限月9月限は、調整安場面となっている。9月限はイラ
ン情勢の緊張を背景とした原油高を受け、7日に400.7円まで上昇し、一代の高値
を付けた。だが、日本時間の8日早朝に米トランプ大統領がイランと2週間の停戦に合
意したと発表、イラン政府もこれを認めると、8日の夜間取引で382.0円まで下落
する場面があった。その後、10日に400.0円に一時上昇したが、すぐに戻りを叩
かれると、17日午前に386円台まで下落した。
 米国とイランが戦争終結に向けた動きを進めている。イスラエルとレバノンは、10
日間の停戦合意をした。中東情勢の緊張が緩和させてきた。まだ予断を許さない状況だ
が、原油高を背景とした買いは一服となるだろう。米国のイラン攻撃が始まる直前の2
月27日の活発限月8月限は375円付近で取引されていた。同水準にすぐに戻すとは
考えにくいが、目先、現在の活発限月の9月限は、節目の380円付近まで軟化する可
能性があるとみる。
【中国GDPが加速】
 日本時間の午前11時に中国国家統計局から発表された1−3月期の中国国内総生産
(GDP)は、前年同期比5.0%増となり、3年ぶりの低水準となった昨年10−1
2月期の4.5%増から加速した。前期比では1.3%となり、前期の1.2%をわず
かに上回った。
 ただ、同時に発表された年初来(1−3月)の不動産投資は、前年同期比11.2%
の減少となった。内需は依然として不振であり、GDPの加速は、外需主導によるもの
のようだ。
【上海9月限は一代の高値更新なるか】
 上海ゴムの中心限月の9月限は、反落となった。3月20日に1万5810元まで下
落後、同水準で支持されると、反発を開始。イラン情勢の緊張もあり、4月7日に1万
7000元に上昇、8日の停戦合意にもかかわらず、10日に1万7325元まで上昇
した。だが、同水準で上値が重くなると、17日に1万6500元まで一時下落した。
9月限は、現状、1万6500〜1万7000元前後で弱もち合いとなっているが、同
レンジから下放れるようなら、3月31日の安値1万6340元や節目の1万6000
元を目指した展開になりそうだ。
 一方、反発となれば、1万7000元回復が最初の関門。これに成功すれば、10日
の高値1万7325元を試そう。高値更新となれば、3月12日に付けた一代の高値1
万7430元を目指すことになる。
【東京ゴム活発限月の9月限のテクニカル要因】
 ゴムRSS3号の活発限月の9月限は、調整安場面となっている。3月下旬からの値
動きを確認すると、3月24日には金市場など他商品の急落もあり、投げと見られる売
りが出て、360.8円まで下落した。だが、その後は、イラン戦争の長期化懸念に伴
うNY原油高に追随し買いが先行、3月30日からは連日の一代の高値更新場面となっ
ており、7日に400.7円まで水準を引き上げた。8日に米国とイランが2週間の停
戦で合意すると、8日の夜間取引(チャート上は9日)には382.0円まで急落した
が、すぐに買い拾われ、10日に400.0円まで一時戻した。ただ、買いは続かず、
17日午前には386円台に軟化している。
 売りが先行すれば、3月24日の安値360.8円から4月7日の高値400.7円
までの上昇の38.2%押しとなる385円台が支持になる。同水準を割り込むと、同
期間の半値押し水準がある380円台が意識される。
 一方、買いが先行すれば、7日に付けた一代の高値400.7円が最初の関門。高値
更新となれば、節目の405円や410円を意識した展開になりそうだ。
【今週の注目ポイント】
 原油相場に注目したい。イラン戦争は、2週間の停戦から戦争終結に向いつつある。
実際に終結となれば、原油安から天然ゴム相場は軟調に推移する可能性がある。
【相場予想レンジ】
 4月13〜17日のJPXゴムRSS3号9月限の中心レンジ予想は370〜410
円前後。テクニカルの支持線380.0円(節目)、抵抗線は400.7円(一代の高
値)。
<当面の予定(イベント・経済統計)>
20日 貿易収支 2026年3月速報(財務省)
    ゴム指定倉庫在庫(大阪取引所)
    独生産者物価指数 2026年3月(連邦統計庁)
21日 独景況感指数 2025年4月(ZEW)
    英雇用統計 2026年3月(国立統計局)
    米小売売上高 2026年3月(商務省)
    米中古住宅販売仮契約指数 2026年3月(全米不動産協会)
22日 英消費者物価指数 2026年3月(国立統計局)
23日 ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2026年4月速報(Markit)
    ユーロ圏サービス業購買担当者景況指数 2026年4月速報(Markit)
    米新規失業保険申請件数(労働省)
    米新築住宅販売 2026年3月(商務省)
24日 消費者物価指数 2026年3月(総務省)
    上海ゴム指定倉庫在庫(上海期貨交易所)
    独景況感指数 2026年4月(ifo)
    英小売売上高 2026年3月(国立統計局)
    米耐久財受注 2026年3月速報値(商務省)
    米消費者信頼感指数 2026年4月確報値(ミシガン大)
    建玉明細報告(CFTC)
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