NY原油市況=急反発、米国とイランの追加協議は不透明

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/05     89.00       91.20       87.02       89.61        + 5.76
  2026/06     88.15       89.60       85.45       87.42        + 4.83
  2026/07     84.86       85.83       82.47       83.94        + 3.72
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              1,281,616             1,997,800    ( - 30,587)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/05     354.09    +14.35
                            2026/06     343.93    +13.74
         改質ガソリン       2026/05     311.68    +11.20
                            2026/06     303.56    +10.61
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の当限は急反発。期近2限月の前日比は4.83〜5.76ドル
高。その他の限月は1.24〜3.72ドル高。
 米国がイランに対する海洋封鎖を実施するなかイランに向かう貨物船を拿捕し、一時
停戦期間が終了するまでに再び和平交渉が行われるのか不透明感が強まったことが相場
を押し上げた。レバノン停戦など、一時停戦の合意内容を遵守しなかった米国に対する
イランの不信感は強く、イラン政府は次回の交渉日程について不明であると発表してい
る。トランプ米大統領は先週前半からなにかが起こるなどと繰り返し述べてイランとの
合意が近いことを期待させているものの、イランが協議に参加するのか不明。
 ただ、米ニューヨーク・タイムズや米CNN、アル・ジャジーラなどは目先協議が実
施されると報道している。米国が実施している海洋封鎖や、合意内容の不履行のほか、
イランが協議日程は不明であると述べていることはすべて駆け引きの一環のもよう。
 アル・ジャジーラが報道したパキスタン筋によると、イラン代表団はイスラマバード
に現地時間の21日朝に到着するもよう。米国の代表団もほぼ同時刻に到着するとい
う。トランプ米大統領はFOXニュースに対して、米国時間の20日の夜にも合意が成
立すると述べている。
 時間外取引で6月限は一時89.60ドルまで上昇したものの、その後は買いが一
巡。通常取引序盤には85.45ドルまで押し戻されたが、下値は広がらず。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は反発。原油相場に連動した。
今日の材料
・約束を守ることが、意義ある対話の基礎=ペゼシュキアン・イラン大統領
・イラン人は力に屈しない=同上
・米国がイラク政府に対するすべての資金援助と安全保障調整を停止=アル・ハダス
・過去数日間で米国とイランの溝は縮小=同上
・米国とイランの協議は大部分が完了=トルコ外相
・ただ、複数の不一致が残っており一時停戦の延長が必要=同上
・UAE、ドル不足が発生した場合にドル以外の通貨で石油取引を行う可能性=WSJ
・原油や石油製品の輸出について不可抗力条項を発動=クウェート国営石油会社(KP
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