イラン情勢は先行き不透明感が維持されている。トランプ米大統領はイランとの停戦 期間の延長を決めたが、依然として米国とイランの協議再開の見通しは立っていない。 イランは、米国のホルムズ海峡封鎖が続くこと、高圧的な交渉スタンスなどに反発して いるとされている。また、CNNなどによると、米政府の協議前の要請に対して、回答 を行っておらず、交渉責任者が確定していないのではないかと報じられている。ホルム ズ海峡ではイランが民間船舶2隻を攻撃するなど、まだ緊張状態が緩和に向かう兆候は 乏しい。今週は、期近限月にリスクプレミアムの加算を進める動きが優勢になってい る。パニック的なムードまでは見られないが、原油相場の値下がり再開には、米国とイ ランの2回目の協議開催への期待を高めていくことが求められる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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