ゴム週間展望=調整安場面か、トランプ米大統領の緩和策次第

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
              [4月27日からの展望]
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     週間高低(カッコ内は日付)         4月20日〜4月24日
<国内>         始 値     高 値       安 値       帳入値    前週比
 26年09月限      387.4     399.7(23)    386.7(20)   386.3    +  8.8
 RSS先限      390.0      397.0(24)   390.0(20)    397.0     +  7.0
 TSR20    325.0      330.0(23)    325.0(20)    330.0     +  5.0
 上海9月限   17125    17490(23)   17055(21)     17115     +  505
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東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 159.69円  前週末比 0.25円安
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【前週までのレビュー】米国とイランの停戦合意を受けて、原油高が一服したため、J
PXゴムRSS3は調整安場面が継続するとみた。
【再び調整安場面か】
 JPXゴムRSS3号の活発限月9月限は、戻りを試す場面となっている。9月限は
イラン情勢の緊張を背景とした原油高を受け、7日に400.7円まで上昇し、一代の
高値を付けた。だが、日本時間の8日早朝に米トランプ大統領がイランと2週間の停戦
に合意したと発表、イラン政府もこれを認めると、軟調な展開となり、17日に386
円台まで下落した。ただ、同水準で支持とされると、戻り歩調となり、400円付近に
戻している。
 米国とイランが戦争終結に向けた動きが停滞している。米株が堅調なこともあり、ト
ランプ米大統領からは強硬な発言が目立つ。ただ、5月の訪中、11月の米中間選挙を
控えて原油価格の高止まりは、同大統領にとって命取りになる。
 米エネルギー情報局(EIA)によると、2月28日にイラン攻撃が始まって以降
米国の平均ガソリン価格は3割以上上昇し、1ガロン当たり4.02ドルに達してい
る。
 米株市場がインフレによる消費減に目を向ければ、米株が崩れる可能性もある。この
ためトランプ米大統領は、早いタイミングで融和策を打ち出すとみる。その場合、JP
XゴムRSS3は、原油高を背景とした買いは一服となる。活発限月の9月限は385
円付近まで軟化する可能性もあるとみる。
【上海ゴム中心限月9月限は一代の高値更新】
 上海ゴムの中心限月の9月限は、一代の高値を更新した。3月20日に1万5810
元まで下落後、同水準で支持されると、反発を開始。イラン情勢の緊張もあり、4月7
日に1万7000元に上昇、8日の停戦合意にもかかわらず、10日には1万7325
元まで上昇した。同水準で上値が重くなると、17日には1万6480元まで一時下落
した。だが、米国とイランの停戦協議が進まないと、再び地合いを引き締め、23日に
は1万7560元まで上昇し、一代の高値を付けた。ただ、引けでは1万7395元ま
で押し戻された。
 買いが先行すれば、23日に付けた一代の高値1万7560元が最初の関門。高値更
新となれば、節目の1万8000元を目指そう。一方、3月12日の高値1万7430
元と4月23日の高値1万7560元でダブルトップを形成する展開となった場合、3
月20日の安値1万5810元から4月23日の高値1万7560元まで上昇の38.
2%押しとなる1万6900元付近がポイントになる。同水準を割り込むと、同期間の
半値押しとなる1万6500元付近を目指そう。
【東京ゴム活発限月の9月限のテクニカル要因】
 ゴムRSS3号の活発限月の9月限は、戻りを試す場面となっている。3月下旬から
の値動きを確認すると、3月24日には金市場など他商品の急落もあり、投げと見られ
る売りが出て、360.8円まで下落した。だが、その後は、イラン戦争の長期化懸念
に伴うNY原油高に追随し買いが先行、3月30日からは連日の一代の高値更新場面と
なり、7日には400.7円まで水準を引き上げた。8日に米国とイランが2週間の停
戦で合意すると、8日の夜間取引(チャート上は9日)には382.0円まで急落した
が、すぐに買い拾われ、10日には400.0円まで一時戻した。ただ、買いは続か
ず、17日には386.1円に軟化した。同水準で支持されると、停戦協議が進まない
ことから、その後は戻り歩調となり、400円に接近している。
 買いが先行すれば、7日に付けた一代の高値400.7円が最初の関門。高値更新と
なれば、節目の405円や410円を意識した展開になる。一方、軟化するようなら、
3月24日の安値360.8円から4月7日の高値400.7円までの上昇の38.
2%押しとなる385円台が支持になる。同水準を割り込むと、同期間の半値押し水準
がある380円台が意識される。
【今週の注目ポイント】
 原油相場に注目したい。米国とイランの停戦から戦争終結への協議が難航している。
長期化となれば、原油高から天然ゴム相場は上昇する推移する可能性がある。
【相場予想レンジ】
 4月13〜17日のJPXゴムRSS3号9月限の中心レンジ予想は370〜410
円前後。テクニカルの支持線380.0円(節目)、抵抗線は400.7円(一代の高
値)。
<当面の予定(イベント・経済統計)>
27日 ●ニュージーランド(振替休日)、南ア(自由の日)
    金融政策決定会合(日本銀行、28日まで)
    中国工業利益 2026年3月(国家統計局)
28日 労働力調査(失業率) 2026年3月(総務省)
    日銀総裁記者会見(日本銀行)
    米ケース・シラー住宅価格指数 2026年2月(S&P)
    米消費者信頼感指数 2026年4月(カンファレンスボード)
    米連邦公開市場委員会(FRB、29日まで)
29日 ●昭和の日
    豪消費者物価指数 2026年3月(連邦統計局)
    独消費者物価指数 2026年4月速報(連邦統計庁)
    政策金利発表(カナダ銀行)
    米卸売在庫 2026年3月速報値(商務省)
    米FOMC声明文公表(FRB)
30日 鉱工業生産指数 2026年3月速報(経済産業省)
    ゴム指定倉庫在庫(大阪取引所)
    上海ゴム指定倉庫在庫(上海期貨物交易所)
    中国製造業購買担当者景況指数 2026年4月(中国物流購買連合会)
    中国非製造業購買担当者景況指数 2026年4月(中国物流購買連合会)
    中国製造業購買担当者景況指数 2026年4月(RatingDog)
    ユーロ圏域内総生産 2026年1-3月期速報(EUROSTAT)
    ユーロ圏消費者物価指数 2026年4月速報(EUROSTAT)
    ユーロ圏雇用統計 2026年3月(EUROSTAT)
    欧州中央銀行(ECB)理事会結果公表
    英中銀(BOE)政策金利公表
    米国内総生産 2026年1-3月期速報値(商務省)
    米個人所得・支出 2026年3月(商務省)
    米新規失業保険申請件数(労働省)
    米雇用コスト指数 2026年1-3月期(労働省)
 1日 ●中国、香港、欧州、南ア(メーデー)
    米製造業景況指数 2026年4月(ISM)
    建玉明細報告(CFTC)
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