株価指数先物【引け後】 日経平均型優位で6万円の攻防へ

配信元:株探
著者:Kabutan
大阪6月限
日経225先物 59720 +580 (+0.98%)
TOPIX先物 3715.5 ±0.0 (±0.00%)
※取引所発表の「清算値(帳入値)」を表示

 日経225先物(6月限)は前日比580円高の5万9720円で取引を終了。寄り付きは5万9220円と、シカゴ日経平均先物の清算値(5万8985円)にサヤ寄せすることなく、買いが先行して始まった。直後に5万9160円まで上げ幅を縮めたが、その後はロングが優勢となり、前場中盤にかけて5万9760円まで買われた。前場中盤以降は膠着感が強まり、5万9360円~5万9600円辺りでの保ち合いが続いた。後場中盤辺りにレンジを上抜くと、終盤にかけて持ち高調整に伴うショートカバーを誘う形で5万9820円まで買われる場面もみられている。

 日経225先物は米国市場の流れを受けて、売りが先行するとみられていた。しかし、「トランプ米大統領がイスラエルとレバノンの停戦が3週間延長されると自身のSNSに投稿」との報道をきっかけに、ロングを誘ったようである。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が17連騰で連日の史上最高値を更新するなか、東京市場でも半導体やAI(人工知能)関連株への物色が続き、日経平均株価を牽引する形になった。

 また、日経225先物はナイトセッションでボリンジャーバンドの+1σ(5万8540円)水準まで下げていたため、押し目狙いのロングを入れやすいタイミングでもあったのだろう。ただし、原油先物価格が1バレル=97ドル台に上昇するなど原油高が重荷となり、物色対象に広がりはみられない。アドバンテスト<6857>[東証P]やソフトバンクグループ<9984>[東証P]など指数インパクトの大きい半導体やAI関連株の一角が日経平均型を押し上げる一方で、東証プライムの騰落銘柄は値下がり数が全体の6割を占めていた。

 日経225先物はナイトセッションで5万8920円まで切り上がった+1σと+2σ(6万1860円)とのレンジを継続。週足では+1σ(5万8000円)と+2σ(6万0400円)でのゾーンとなる。+1σまでの調整を経て+2σに接近する形になったことで、今後は6万円を巡る攻防をみせてきそうである。5万9000円を上回っての推移が続いており、オプション権利行使価格の5万9000円から6万1000円辺りのレンジが意識されてきそうだ。

 NT倍率は先物中心限月で16.07倍(23日は15.91倍)に上昇した。指数インパクトの大きい値がさハイテク株の一角が買われるなかで、一時16.08倍まで切り上がる場面もみられた。ただ、前日につけた高値(16.09倍)は超えておらず、リバランスの範囲であろう。上向きで推移する+2σ(16.07倍)に沿ったトレンドを継続しており、オーバーシュート気味に+3σ(16.57倍)に接近する動きをみせてこないと、ピーク感は強まらないだろう。

 手口面(6月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が9172枚、ソシエテジェネラル証券が6517枚、バークレイズ証券が4175枚、サスケハナ・ホンコンが1766枚、JPモルガン証券が1319枚、野村証券が1094枚、インタラクティブ証券が1041枚、ゴールドマン証券が941枚、モルガンMUFG証券が892枚、BNPパリバ証券が763枚だった。

 TOPIX先物はソシエテジェネラル証券が1万7093枚、ABNクリアリン証券が1万2799枚、バークレイズ証券が1万1767枚、JPモルガン証券が5045枚、モルガンMUFG証券が3319枚、シティグループ証券が2571枚、ゴールドマン証券が2533枚、サスケハナ・ホンコンが2011枚、ビーオブエー証券が1879枚、BNPパリバ証券が1588枚だった。





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