[今日の視点]石油=上昇へ、米交渉団はイランと直接接触できず

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 国内市場は上昇へ。中心限月の2026年9月限で1000〜1500円高程度を想
定する。協議を望んでいる米国に対して、イランがより強硬となっていることが相場を
押し上げるだろう。円相場は1ドル=159円半ばで、先週末よりもやや円高・ドル安
推移。
 先週末からイランのアラグチ外相はパキスタンやオマーンを訪問し、またパキスタン
を訪問した。このあとはロシアを訪れるという。レビット米報道官によると、ウィトコ
フ中東特使とクシュナー氏がイランの要求に基づいてパキスタンのイスラマバードで直
接協議を実施する予定だったようだが、アラグチ外相は米国と協議することはなく、オ
マーンへと旅立った。一時停戦の合意内容を遵守せず、海洋封鎖を続ける米国と対話し
ないという方針をイランは維持しているが、アラグチ外相はパキスタンに伝言を託し、
トランプ米大統領に伝えられたようだ。
 この内容は不明だが、イランのタスニム通信によるとイランは核開発プログラムに関
する交渉を一切行う意思がなく、議論は戦争の終結、制裁の解除、補償、封鎖の撤廃に
限定されるという。これまでの中心的な議題である核開発がテーブルから外された可能
性がある。また、イランのラジャニュースによると、イラン最高指導者のモジタバ・ハ
メネイ師は現在の条件下で米国との交渉を禁じたという。
 米交渉団はイラン側と接触できず、アラグチ外相は各国を飛び回っている。タスニム
通信やラジャニュースの報道からすると、イランは交渉範囲を限定し、条件が整うまで
米国との交渉は始まらない可能性がある。ホルムズ海峡の封鎖長期化に備えるべきだろ
う。
 時間外取引でニューヨーク原油6月限は前日比2.23ドル高の96.63ドルで取
引されている。本日これまでのレンジは95.40〜96.68ドル。
<今日の予定>
◆ ニュージーランド ◆
【休日】--:-- 振替休日
◆ 日本 ◆
【経済】14:00 景気動向指数 2026年2月改定状況(内閣府)
【経済】--:-- 金融政策決定会合(日本銀行)
【発会】--:-- 金標準取引 2027年4月限(大阪取引所)
【発会】--:-- 金ミニ取引 2027年4月限(大阪取引所)
【発会】--:-- 銀 2027年4月限(大阪取引所)
【発会】--:-- 白金標準取引 2027年4月限(大阪取引所)
【発会】--:-- 白金ミニ取引 2027年4月限(大阪取引所)
【発会】--:-- パラジウム 2027年4月限(大阪取引所)
【発会】--:-- バージガソリン 2026年11月限(東京商品)
【発会】--:-- バージ灯油 2026年11月限(東京商品)
【発会】--:-- バージ軽油 2026年11月限(東京商品)
【発会】--:-- 中京ローリーガソリン 2026年11月限(東京商品)
【発会】--:-- 中京ローリー灯油 2026年11月限(東京商品)
【発会】--:-- 小豆 2026年10月限(大阪取引所)
◆ 中国 ◆
【経済】10:30 工業利益 2026年3月(国家統計局)
◆ 南アフリカ ◆
【休日】--:-- 自由の日
◆ アメリカ ◆
【農産】4/28 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA)
【農産】4/28 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA)
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。